米国オハイオ州のレストランにやって来た客は、食べ物を注文することさえせず、5,600ドル(約58万円)のチップを残して立ち去りました。
週末にレストランを訪れた客は、従業員にレジで1セントと打つようお願いしました。
従業員が従うと、5,600ドルのチップを渡してその場を去りました。客は「ビリー」とだけ名乗り、チップは従業員全員で分けるようにと言い残したそうです。
レストランはこの出来事を「従業員への何という素晴らしい心配りでしょう」とフェイスブックに投稿しています。
「今年はいつもの12月ではありません。通常、12月は従業員が特に働き、顧客が気前よくチップを支払ってくれます。家族へのプレゼントや貯蓄、ずっと気にかかっていた請求書の支払いや修繕費を片付けるために、お金を稼がなくてはならない月です」
「しかし、新型コロナウイルスの影響で、今年はそうすることが出来ません。この温かく寛大な行為は、我々が本当に必要とし、心から感謝するものです」
チップはレストランの従業員28名で分けられ、それぞれ200ドルを手にしたということです。
“Be the reason someone believes in the goodness of people.” This really happened. Last night one of our guests left a...
Souk Mediterranean Kitchen & Barさんの投稿 2020年12月13日日曜日
レストランにとって、素晴らしいクリスマスプレゼントですね。仮に金銭的に余裕があったとしても、なかなか他人のために匿名で支払える金額ではないように思います。レストランも日頃から良いサービスを提供しているのでしょうね。新型コロナウイルスで大変な1年でしたが、年末に心温まる出来事があって少し救われます。
今日の英単語:ring up
ring upは「電話をかける」として知られているかと思いますが、「レジに打つ」「レジに記録する」という意味もあります。ring someone upは「(~の分の)会計をする」という時に使われますが、「(~に)電話をする」という時にも使われます。例えば、Can you ring me up?”は「会計をお願いします」という意味にも「私に電話してください」という意味にもなるので、文脈で判断しましょう。
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