米国ニューヨーク市のロックフェラーセンターには、毎年恒例のクリスマスツリーが設置されています。
今年は例年と異なり、高さ75フィート(約22.8m)の欧州唐檜の中に珍客がいました。小さなフクロウです。
発見した作業員はフクロウの赤ちゃんだと思いましたが、野生生物センターの職員により、アメリカキンメフクロウの成鳥だと判明しました。アメリカキンメフクロウは小型のフクロウで、成鳥でもその大きさは僅か5インチ(約12.7㎝)ほどです。
その後、フクロウは野生生物センターに連れていかれました。
フクロウは雌で「ロッキー」と名付けられ、野生生物センターで保護されていましたが、このたび、獣医から健康であるという太鼓判を押され、野生へ戻されることになりました。
ロッキーはニューヨーク州北部の森林地帯に放されました。その時の様子がフェイスブックに投稿されています。
動画には「ロッキーはたくましい小さな鳥です。自然生息地に戻って行く姿を非常に嬉しく思います」というコメントが添えられています。
フクロウは知恵、富、幸運などの象徴とも言われる鳥ですね。その鳥が世界的に有名なロックフェラーセンターのクリスマスツリーの中にいたとは、何となく縁起が良い感じがします。今年は新型コロナウイルスで大変な1年でしたが、来年はフクロウが幸せを運んできてくれるかもしれません。
今日の英単語:a clean bill of health
a clean bill of healthとは、医師が発行する「健康証明書」です。そこから転じて「太鼓判」や「お墨付き」といった意味にもなります。また、貿易用語でClean Billと言えば、船積書類が添付されていない手形のことを表します。
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