第2次世界大戦に出兵し、大学を去らなければならなかった男性が、約80年近くの時を経て学位をえました。
米国イリノイ州に住む97歳の男性は、かつてリンカーン大学に短期間在籍した後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に編入しました。しかし、途中でアメリカ陸軍航空隊に参加したため、卒業することは出来ませんでした。
戦争から帰って来ると、大学へは戻らず家業を継ぎました。
男性は「喪失感はありましたが、経営を学ぶことに忙しかった。時が過ぎ、遂に大学を修了しようと決めました。自己実現の達成でした」と話しています。
男性は大学に戻って準学士を取得したい旨をリンカーン大学に伝えました。
同大学学長は「2019年に男性から話を聞きました。教務課と話し合った結果、彼を受け入れることにしました。80年もの時を経て尚、学位を取得したいという考えに刺激を受けました」と語っています。
男性は2020年に学位を取得しましたが、新型コロナウイルスの影響で2021年まで卒業式を行うことが出来ませんでした。
卒業式では、学長から文学の名誉学位を与えられるというサプライズもありました。
何歳になっても、どれだけ時間が経っても学びたいと思う心、素晴らしいです。私もまだまだ勉強しなければならないことが沢山あるので、その熱意を見習いたいと思います。学位取得、そしてご卒業本当におめでとうございます。
今日の英単語:void
voidの名詞には「空間」「隙間」等といった意味がありますが、「虚しさ」や「喪失感」という気持ちを表すことも出来ます。emptinessと言い換えることも可能です。
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