最近読んだ本は、木下和好氏「子どもをバイリンガルに育てる方法」(ダイヤモンド社)です。
本の中で提唱されている英語学習法が、私のものとそっくりなのでびっくりしました。
「50回反復練習」「一文章(ワン・センテンス)ペラペラ作戦」などは、私も実際に行った、一文ずつ100回程度ずつ音読して英文を頭と耳と口にしみこませていく方法と同じです。
やはり、音読、暗唱の反復練習は広く効果が認められているようです。
子どもに英語力を身につけさせるための方法として、以下をサンプルとしてあげています。
3歳から:幼児英語教室で英語に親しませる。10分間程度の英語のアニメビデオを見せる。英語の歌を一緒に歌う、英語でゲームをさせるなど、音声と意味をセットで与えることが重要
6歳から:英語ビデオの内容をセサミストリートや英語のテレビドラマなどにレベルアップ。親と一緒に英語の本で読書する。
中学生:中学英語の文法、語彙などをしっかりマスターする。
高校生:高校時代に1年間留学する。
著者がお子さんをバイリンガルに育てる際にもっとも効果的だったものとしては、
・3歳から小学校6年生まで、毎朝30分英語の本を音読させた
・「大草原の小さな家」を子どもが気に入って繰り返し見た。それにより英語のセリフを覚えてしまった。
・両親は家の中では英語だけを使って会話した。
・小学校6年の時(母国形成時期の終わり)に、英語学習の仕上げとして1年間留学させた。
という事例をあげています。
言葉を理解しだす3歳のころから英語に触れさせ、その後子どもがバイリンガルになったとしても、母国語形成期の終わりである小学校6年まで英語に触れさせるのをやめてはいけないようです。
途中で英語をやめてしまうと、子どもは簡単に英語を忘れてしまいますが、母国語形成期の終わりまで英語力を維持した子どもは、その後も英語力を維持できるようです。
ほかにも2人のお子さんを実際にバイリンガル育てた実体験が豊富に書かれておりとても参考になります。
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