1年半でTOEIC800点を超えた妻の非常識な音読法



今回は、私の妻が1年半でTOEIC800点を超えた音読法を紹介します。

使用テキスト:NHKラジオ英会話入門
  1. まずテキストを見ずに、教材の音声を聴く。1文を10回程度聴く。
  2. 教材の音声に続いて自分でもその一文を発音してみる(いわゆるリピーティング)。聴きとれず何と言っているか分からない部分も、分からないなりに聞こえたままの言葉を発音する。「これ以上は教材の通りに発音できない」と思うまで繰り返す。
  3. テキストを見て正しい英文を確認する。教材の音声に続いて正しい英文を教材の真似をして発音する。10回程度繰り返す。
  4. ページ全体について上の1~3をする。

この方法のポイントは、「テキストを聴きとれず何と言っているか分からない部分も、分からないなりに聞こえたままの言葉を発音する。」という所です。

常識的には、テキストを確認し正しい英文を繰り返し音読するのが正しい方法です。しかし、この従来の常識的な方法には大きな欠点があります。

それは、音読する際に、目に見えるテキストを重視してしまい、教材の音声を真似しなくなる、という点です。

今回紹介した学習法では、テキストを見ずに音声の真似を徹底的に行います。そのため、音声を無視して音読する、という事がありません。音声しか頼るものがないのですから、音声を無視することはできないのです。

私の妻は、この方法で1年半という短期間でTOEIC800点を越え、ネイティブとまちがわれるほどの発音を身につけました。

映画などで、私が聴きとれなかった部分も、妻は聴きとっている、ということがよくあります。

これは、テキストを見ずに教材の音声だけを頼りに徹底的に繰り返し聴き発音する、という、一見非常識な方法の効果だと思います。

テキストは、自分のレベルにあった物を使うとよいでしょう。妻の場合は、NHKラジオ英会話入門のあとはベルリッツの最高レベルの教材を使っていました。

私は今、この妻の英語学習法を「AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント」を使って実践しています。


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