仕事は効率を無視した方がよい


私は企画書や顧客向け提案書の作成のような、「攻めの仕事」では効率は重視しません。

むしろ、無駄な試行錯誤を繰り返し、過剰な執念を注ぎ込むことを重視します。

そっちのほうが、結局は、投入したエネルギー対比での効率が高くなるからです。


「いかに効率よく仕事を片付けるか」よりも、「いかにこの仕事で上司や顧客をしびれさせるか」という基準で仕事をすべきだと、私は思います。

私が「どうせ仕事するなら最高の仕事をしてやろう!」とテンションを高めたいときに時折読み返す本があります。それはトム・ピーターズ「「セクシープロジェクトで差をつけろ!」です。この本を読むと、顧客や上司の期待値を満たすだけでなく、顧客や上司をぶったまげさせる仕事をしてこそ本当の仕事なんだ!と思えます。このほかにもトムピーターズの著作はモチベーションブースターとして最適です。

仕事に対するテンションを高めたら、次はそのテンションをA4用紙1枚の企画書に注ぎ込みます。その時に参考になるのが、「A4・1枚究極の企画書」です。私はこの本を参考にして、企画をA4用紙1枚に集約していきます。A4用紙1枚にまとめた企画書を大量に作り、さらに見込みある企画については数ページにわたる詳細な企画書を作ります。

企画書を作るときは、コンテンツとデザインの両方に細心の注意を払うべきです。コンテンツとデザインの両方を仕上げることができる人はそうザラにはいません。

コンテンツを充実させる方法は、自分の専門分野の知識を蓄え続けるしかないでしょう。その方法もトム・ピーターズ「「セクシープロジェクトで差をつけろ!」に書いてあります(例:大きなバインダーを用意してありとあらゆる関連情報をストックする等)。

デザイン力を身につけるのは一朝一夕にはいきませんが(私も自分のデザインセンスのなさに絶望することしばしばです)、パワポのデザインを良くする程度であれば、A4・1枚究極の企画書にもヒントが多く掲載されています。

色使いについては、「キーカラーで選べる配色見本ハンドブック (MdN BOOKS)」が役に立ちます。

今回は、MBA本、コンサル本、ロジカルシンキング本とは違う、実際に役に立つ本という視点で紹介しました。参考になりましたら幸いです。

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