外資転職後の心境の変化

外資に転職してもう長い年月が過ぎましたが、それまでにあった心境の変化を書いてみたいと思います。

外資企業への転職を考えている人に参考になるかと思いますので、書いてみたいと思います。

■職業観がひろがった

なんといっても大きな心境の変化は、職業観がガラっと変わったということです。

国内企業にいたときは、会社の中に存在する部署が自分のこれからの仕事の選択肢の全てでした。

選択肢が社内の既存の部署に限られていることや、会社が整理統合プロセスにあり、部署という選択肢がだんだんと狭まっていることに閉塞感を感じていました。

しかし、転職してみてこの考え方は大きく変わりました。

仕事は社内だけでなく社外にもあり、日本中、世界中にいくらでもあり、戦略的な努力を続ければいくらでもチャンスは転がっている、と考えるようになりました。

今の会社が日本市場から撤退する時が来て、今の職を失う可能性はありますが、逆に新たに日本に参入してくる会社もあるでしょう。

会社にとって魅力的な人材であり続けることができれば、仕事なんてどうにでもなる、というように考え方が変わりました。

「今は高収入だけど、今の会社が潰れたら終わりだ」という不安感から自由になれたのは大きな収穫でした。

■レジュメを意識しながら働くようになった

チャンスがいくらでもある、といっても、私という労働力に対する需要がいつまでも存在するとは限りません。

今の立場に胡坐をかいていては、「中高年になってリストラ、労働市場でも買い手がつかない・・・」なんてことになりかねません。

リストラされないよう、そしてチャンスがあれば、さらに自分を高く売り込めるように常に自分を商品価値を上げる、という視点から考えるようになりました。

具体的には自分のレジュメを意識しながら仕事に取り組むようになりました。

レジュメを意識しながら仕事をすると、困難な案件やプロジェクトに積極的に参加する意欲が大きくなりました。自然と、今いる会社での仕事に積極的に取り組むようになりました。

すると、今いる会社での評価にもプラスに影響するようになりました。

転職を意識して働くことで、今いる会社への貢献も大きくなり、今の会社での評価も上がるという好循環が働くようになりました。

社内評価を上げつつ、転職の選択肢も広げる、というパターンをこれからも構築していきたいと考えています。



外資企業のよいところばかりを書いてしまいましたが、それは私が幸福な転職をしたからだと思います。

決して外資系企業の労働環境が国内企業よりも良いというわけでなく、無責任に転職を勧めるつもりもありません。

次回は外資企業のマイナス面も書きたいと思います。


お読みいただきありがとうございました。
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