英国の首相官邸で働くネコ「ラリー」は、ネズミ捕獲長就任10周年を迎えました。
首相官邸があるダウニング街10番地で、官邸の内外をパトロールするラリーは、これま14年間生きて来たうちの10年間を首相官邸で過ごしています。
ラリーはロンドンの動物保護施設から10年前に雇われて、デイヴィッド・キャメロン氏、テリーザ・メイ氏、そしてボリス・ジョンソン氏という3人の首相の元で任務を行って来ました。
ネコが雇用される切っ掛けとなったのは、テレビの生放送中の内閣府で大きなクマネズミが目撃されたことです。
前任者である「ハンフリー」が1997年に引退すると、ラリーは首相官邸ネズミ捕獲長に就任しました。
ダウニング街10番地やその周辺で、ニュースの生放送中にラリーはよく姿を現します。
2020年8月に外務・英連邦省のネズミ捕獲長「パーマストン」が引退して間もなく、ラリーは10周年の記念日を迎えたことになります。パーマストンは2016年に雇用され、4年に渡りネズミ捕獲長を務めました。
可愛らしい姿で癒してくれるだけでなく、立派な任務を持っているラリーです。就任10周年おめでとうございます。これからも日々元気に任務を遂行してほしいと思います。また、パーマストンはお疲れ様でした。重責から解放され、今後は好きなことをして、のんびりと暮らせると良いですね。
今日の英単語:in the wake of
「目覚める」「徹夜」等としてよく知られるwakeには、「結果」や「後ろ」といった意味もあります。in the wake of~は「~の結果として」「~の後に続いて」という意味になり、ソース中の”The cat was adopted in the wake of a large black rat being spotted…”は「大きなクマネズミが目撃された結果としてネコが採用された」つまりクマネズミの目撃をきっかけにネコが雇われた、ということです。
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