米国ペンシルバニア州の野生生物専門家は、犬またはコヨーテと見られる謎の動物の遺伝子検査を行いました。
フェアフィールド・タウンシップに暮らす女性は、自宅玄関前に動物の足跡があることに気が付きました。足跡を追って家の周りを探すと、小さな犬のような動物が、地下室のドアの前で丸くなっているのを見つけました。
女性はその時の様子を「ドアを開けて外を覗くと、左手にその動物がいました。とても怯えて、寒がって震えていました」と語っています。
犬なのかコヨーテなのか分からないものの、とにかく助けたいと思った女性は、その動物をうまく地下室の中へ誘導し、犬猫保護施設に連絡しました。
保護施設は野生生物センターに連絡し、職員が女性宅へ派遣されました。
野生生物センターは、その動物が何かを特定するために、遺伝子検査を行ったとフェイスブックに投稿しています。
職員は「大変憶病でびくびくしており、全く攻撃的ではないため、コヨーテというよりは、犬ではないかと考えています」と述べています。
遺伝子検査は、結果が判明するまでに2週間ほどの時間を要します。その間、動物は隔離され、皮癬の治療を受けるということです。
最初に動物を発見した女性は、犬かコヨーテかに関わらず、助けることが出来て良かったと話しています。
「助けを必要としている動物がいて、私は正しい行動を取ったと感じています」
画像を見ると、非常に痩せていて怯えたような目をしています。遺伝子検査の結果が犬でもコヨーテでも、この動物が安心して暮らせるようになる日が1日も早く来れば良いと思います。
今日の英単語：coax
coaxは「おだてて〜させる」「上手く説得する」という意味で、誰かに何かをさせるために、優しく、粘り強く説得する様子を表します。talk into somethingやpersuade等と言い換えることが可能です。
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