誤解を恐れずあえて言います。「あしたのジョー」は男なら必読である


「あしたのジョー」は、有名すぎるくらい有名な漫画ですが、全編を読んだことがない人もいるのではないでしょうか。これは男なら絶対に読んでおくべき漫画です。

正直まだ読んでない人がうらやましい。あの面白さを体験するという楽しみが残っているのですから。

孤児院を抜け出しドヤ街に現れた矢吹丈の丹下段平との出会い。段平にボクシング指導を受けた、いじめられっこ青木(なぜ彼が東光特等少年院に入れられたかは謎)との闘い。力石徹との東光特等少年院での死闘とプロのリングでの再戦。ゴロマキ権藤と手下のヤクザとのスパーリング。ウルフ金串、ドサ回り興行の元日本王者の人(名前忘れた)、カーロス・リベラ、金龍飛、ハリマオ、世界チャンピオン、ホセ・メンドーサ。ジョーの最後のセリフ「燃えたよ・・・まっ白に・・・燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・」

読み返さなくても鮮烈に思い出せる名場面の数々。

あしたのジョー以降のボクシング漫画は全て、何らかの形で明日のジョーの影響を受けています。最近の「はじめの一歩」で幕之内一歩が戦ったウォーリーはハリマオのオマージュでしたね。

連載中に社会に与えた影響は絶大で、いろんなエピソードがあったそうです。

三島由紀夫氏が続きを早く知りたくて、雑誌発売前日深夜の講談社に現れ、「少年マガジンを売ってくれ」といったとか、力石徹が死んだ時にはファンからの苦情が殺到し、実際に葬儀が行われたとか、70年代のよど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が「われわれはあしたのジョーである」と声明を残したとか。

ネット上では今でも、あしたのジョーでのベスト・バウトはどれなのか、最強のボクサーは誰だったのか、矢吹丈は最後死んだのか、などについて喧々諤々の議論がされているようです。

ちなみに、あしたのジョーでの最強キャラは暴力おでん屋という説があります。たしかに全バウトを比較すると、彼が飛びぬけて強いという結論に至らざるを得ないのです。これを理解できる人はかなりのジョーオタです。


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