古川氏の12年間も宇宙飛行士修行を続けられたコツ



古川氏は医者でありながら宇宙飛行士にもなってしまったという、漫画のような華麗な経歴の持ち主です。

宇宙飛行士候補に選ばれてから実際に宇宙にいくまでには、12年間にわたるトレーニングを受けたそうです。その間、宇宙船の操縦、作業アーム操作などの実技のほか、英語とロシア語の習得も要求されました。
 
やらなければならないことは途方に暮れるくらい無数にある。しかも夢が実現するかもしれないのは12年後と遙か遠い未来。宇宙計画の行方しだいではすべての努力が無駄におわる可能性もある。こんな環境で日々努力しつづけるのはとても困難です。

古川氏は、12年の間には心が折れそうになったこともあるといいます。そして、古川氏は、自分にコントロールできない事を考えるのをやめ、目の前の一つの事に集中する、という境地に達し、12年間のトレーニングをやりぬきました。

古川氏のような、いくつもの大事業を成し遂げる人は、頭の出来が凡人と違って、同時にいくつもの事をこなしてしまうような才能の持ち主かと思っていました。しかし、実はそうではなく、一つの事に集中し、一つ一つ実現していくことで、結果としていくつもの目標を達成していたのです。

私が成し遂げたことは古川氏には遙かに及びませんが、私も一つの事に集中することが、目標を達成するための大事な要素だと考えています。英語をマスターする時は、英語漬けの生活を送っていましたし、MBA時代はひたすら勉強や調査に没頭しました。その後も何かまとまった成果を出す時は、例外なくそれに没頭していました。

才能型でなく、努力型の泥臭いやり方だと自嘲していましたが、古川氏が宇宙飛行士になるために最も大切なこととして、「一つの事に集中すること」を挙げているのを知り、心強く思いました。

宇宙飛行士の任務を終えた古川氏は、次のステップとして、目の前のことを集中して取り組んでいく、と語っています。私も、自分にできること一つに集中していきたいと思います。


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