新閣僚の資産が公開されました。その中で、小泉進次郎環境大臣の妻、滝川クリステルさんの資産が2億9千万円と判明しました。
「キャスターやCM出演などの仕事で形成した資産を有価証券で運用している」とのことで、全く問題ないのですが、注目すべきなのはその内訳です。
内訳は国債1億5千万円、公社債1399万円などと、国債が半分以上を占めています。
これが、以下のようなカラクリで、日本の銀行をますます苦しくさせてしまうかもしれません。
滝川クリステルさんが資産の半分以上を国債で運用していることが公になった。
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それを知った国民が「資産も情報も豊富で頭も良い滝クリが選んでいる国債は、有利な金融商品なのだろう」と思う。
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国民がこぞって個人向け国債を買う。
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日本国債への需要が高まり、日本の金利がますます低下する。
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低金利で苦しんでいる日本の銀行が、ますます苦しくなる。
という訳です。
しかし、滝川クリステルさんが銀行を救うこともできるのです。
滝川クリステルさんが国債でなく投資信託を買うのです。
すると、
国民もつられて投資信託を買う。
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銀行に投資信託の販売手数料が入る。
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国債の需要が減って金利が上がる。
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金利があがって銀行融資の金利収入が増える。
こうして、投信の手数料収入と、融資の金利収入の両方が増えることで、銀行の儲けが増えます。
今、日本中の地銀が経営難に苦しんでいます。
地方銀行が破綻し、銀行員が失業したり、若者の就職先としての銀行がなくなったりすると、地方の失業者が増え、地方経済が悪化します。
地元志向の強い、優秀な学生にとって地方銀行は、電力会社、ガス会社、電鉄会社と並ぶ、大事な就職先の1つです。
地方銀行が潤えば、地方の雇用や景気がよくなり、日本全体が潤うことになります。
滝川クリステルさんが投資信託を買えば、小泉進次郎氏は地方創生担当大臣としても大活躍できることでしょう。
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