カナダの「緑の党」は、ウェブサイトに掲載した写真がフォトショップで加工されたものであることを認めました。
本来の写真はメイ党首が使い捨てカップを手にしているものでしたが、ウェブサイトに掲載されていたのは、党首が金属製のストローを挿した「緑の党」のロゴ入りの容器を手にしているものでした。
「緑の党」広報担当者は「私が把握しているのは、元の写真にフォトショップで(使い捨てカップに)『緑の党』というロゴを入れる加工をしたものだけです」とコメントしています。また、何故ストローが付け加えられたのかは不明であるとしており、いずれにせよこの加工が党首の環境に対する「有言実行」のスタンスを妨げるものであってはならないとの見解を示しています。
党首は加工された写真に対して「非常にショックだ」と話しています。
「私は日常的に、使い捨てのプラスチック製品を使用することを100%避けています。ペットボトルの水は決して飲みません。いつも自分のコーヒーカップを持参しています。竹製のカトラリーも持ち歩いています」「毎日有言実行を実践しているのです」
同党は2019年の選挙政綱で環境保護を強調しており、石油石炭火力発電の廃止、絶滅危惧種の保護、使い捨てプラスチック製品の禁止などを訴えています。
写真を加工して事実をねじまげる行為は残念ですね。党の説明によると、担当者の独断によるものとのことですが、忖度があったのかもしれません。このような行為ではなく、掲げている政策を実行して行くことに専念してほしいと思います。
今日の英単語: doctor
doctorが「医者」を意味することを知らない方は滅多にいないと思われますが、doctorの動詞はあまり知られていないのではないでしょうか。動詞には「手当てする」という意味の他に「(人を騙すために)手を加える」「改ざんする」といった意味もあります。ソース中の” (an image) was doctored with Photoshop”というフレーズは、「(画像は)フォトショップを使って手を加えられた」ということです。ソース:https://www.foxnews.com/world/canada-green-party-photoshop-disposable-cup
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