マイアミのアメリカ国立気象局は、寒さのためにイグアナが降る可能性があると住民に警告しました。
「いつもの天気予報とは異なりますが、今夜、木から落ちるイグアナを見ても驚かないでください。」
変温動物の中には、気温が摂氏4度以下になると、動きが遅くなったり動けなくなったりして木から落ちるものもいます。
「木から落ちるかもしれませんが、死んでいません」
小さなイグアナほど気温の影響を受けやすく、4度になると動けなくなってしまうそうです。
動いていないイグアナを見つけても、そっとしておきましょう。朝の光に照らされて、温度が上昇すると、徐々に動き始めます。
Jan 21 - This isn't something we usually forecast, but don't be surprised if you see Iguanas falling from the trees tonight as lows drop into the 30s and 40s. Brrrr! #flwx #miami pic.twitter.com/rsbzNMgO01— NWS Miami (@NWSMiami) 2020年1月21日
木から落ちてフリーズしている間に敵に襲われたりしないのでしょうか。イグアナの天敵は主にヘビや猛禽類のようですが、敵も寒さで動けないのかもしれませんね。動けなくなったイグアナが、気温の上昇と共にまた活動を始めるというのも面白いです。太陽の力は偉大ですね。
今日の英単語:the mercury dipped into the 40's
ソース中に”the mercury dipped into the 40's”とあります。Mercuryは「水星」として有名ですが、今回は「気温」という意味で使われています。mercuryには「水銀柱」という意味があり、水銀柱が使用されている温度計や気圧計から転じて「気温」「気圧」そのものを表すこともあります。ソース中のフレーズは「水銀柱が華氏40度に落ちた」つまり「気温が華氏40度に下がった」ということです。
ソース:https://www.nbcmiami.com/news/local/cold-could-mean-falling-iguanas-national-weather-service-in-miami-says/2179590/
←お読みいただいた後のクリックありがとうございます!励みになります!
コメント
コメントを投稿