ポップコーンが歯に挟まって命の危機に murmur




英国コーンウォールの男性は、歯にポップコーンが挟まったことが原因で、直視下心臓手術を受けることになりました。

41歳の男性は、体調不良からインフルエンザに罹ったと思い、病院に行きました。最初の病院では「軽度の心雑音がある」と診断されただけで自宅に戻されました。ところが、後に別の病院で、男性は心内膜炎を患っていることが判明したのです。心内膜炎は、口や肌などから血流に細菌が入ることによって引き起こされる心臓の病気です。

「体のどこかが本当に悪いのだと感じていました。眠れずに気分が悪く、足に痛みを感じ、不快感がひどかったため、最初に病院に行ったのと同じ日に(別の)病院に検査に行きました」

手術の後、男性は2度とポップコーンには近づかないと決めたと言います。

「歯に挟まったポップコーンが、考えられる唯一の原因です。もう絶対に2度とポップコーンは食べません」

ポップコーンを取り除こうと、男性はペンのふた、爪楊枝、ワイヤー、鉄釘など、様々な道具を使ったそうです。細菌は明らかに傷ついた歯茎から男性の体内に侵入したと考えられます。


歯に挟まった異物を自分で取り除こうとした経験は私にもありますが、時にはこのような事態を引き起こすほど危険な行為だったとは知りませんでした。歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどで取り除けない場合は、速やかに歯科医院へ行った方が良いですね。無暗に歯茎を傷つける行為は止めましょう。

今日の英単語:murmur
murmurは「ささやき声」や「微かな音」として知られ、聞き取るのが難しい静かな低い声や音を表す単語ですが、医学用語では「心雑音」という意味になります。murmurだけでも「心雑音」を意味しますが、heart murmurやcardiac murmur等の分かり易い表現もあります。

ソース:https://sputniknews.com/art_living/202001071077961708-british-man-has-open-heart-surgery-after-getting-popcorn-stuck-in-teeth/

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