オウムは統計学を使う bird-brained



チンパンジーと同じように、オウムも統計学を使って意思決定する能力を持つかもしれないことが判明しました。

ある研究者は、6羽のオウムに様々なゲームをさせて、統計の概念を理解しているかどうかをテストしています。

あるゲームでは、黒とオレンジのトークンを用意し、黒のトークンを引けばエサがもらえ、オレンジでは何ももらえません。

透明の容器に黒とオレンジのトークンを複数入れますが、容器によって黒とオレンジの比率が違います。比率が違うことをオウムに見せた後、容器の中が見えないように手で覆います。

するとオウムは、黒が多く入っている容器を選んでトークンを引いたのです。これは、オウムがパーセンテージの概念を理解していることを示しています。

「オウムの知能が相当高いことが明らかになっています。確率の概念を理解していたとしても、驚きではありません」と研究者は語っています。


「黒のトークンの比率が高い容器の方が、黒が出る確率が高い」ということを理解しているとはすごいですね。オウムは人のしゃべるまねができますが、いつか自分の意思で話始めるかもしれませんね。

今日の英単語:bird-brained
“bird-brained”は米国の口語で、「バカな、まぬけな」という意味です。日本にも、「鶏は三歩歩くと忘れる」という言葉がありますね。鳥は米国でも日本でも身近な動物で、犬や猫よりも知能が低いことから、これらの言葉が生まれたようです。今回の記事には"Kea may not be so bird-brained"(オウムはそれほどバカでないのかもしれない)というように使われています。

ソース:https://www.rawstory.com/2020/03/parrots-get-probability-use-stats-to-make-choices-study/

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