飼い主を求めて警察へ doggo



道などに迷った時、警察に行けば良いということは多くの人が知っています。

飼い主とはぐれてしまった迷い犬の「チコ」もそのことを良く知っており、自ら地元の警察へやって来ました。

テキサス州の警察署に落ち着いた様子で入って来て、両手をカウンターに乗せたチコを見たとき、警察官たちは驚きました。

警察官の1人は「チコは迷子になってしまったことで困っているようには見えませんでした」と話しています。

「まるで、近隣を散歩している途中に警察を激励に来たかのようでした」

チコは飼い主を見つけるのに最適な場所にやって来たのです。

そして、多くの人々の愛情を受けました。

「ロビーでテニスボールを投げてやりました。皆がチコを気に入っていました」

首輪に付けてあった名札が無くなっていたため、動物管理局に連絡してマイクロチップを調べてもらうことになりました。しかし、職員が到着する前に、チコは誰にも気づかれずに警察署を出て行ってしまったのです。

幸いなことに、チコは自宅への道を覚えており、自分で家に帰ることが出来ました。

「翌日、飼い主からの連絡でチコが家に帰ったことが分かりました。チコの家は警察署から1.6㎞程のところにあります。」

迷い犬が自ら警察に出向いたことを多くの人々が讃えました。中には、警察はチコを雇うべきだという人々もいます。

ある人は「チコは明らかに職を求めていたと思います。精悍な顔つきを見れば分かります」としており、またある人は「なんて可愛らしい犬でしょう。警察の人々もチコを大好きな筈です。私がチコを雇います」としています。


迷い犬が自ら警察にやって来るとは面白い話ですね。自分で自宅に帰ることが出来たそうなので、警察には助けを求めにやって来たというよりも、ちょっと遊びに立ち寄ったという感じでしょうか。飼い主もチコがいなくなって心配だったと思いますが、まさか警察署にいたとは、驚きだったのではないでしょうか。とにかく、無事に飼い主の元に戻ることが出来て良かったです。

今日の英単語:doggo
doggoは「犬」を表すスラングで、少し抜けているような、憎めないような、愛らしい犬などに対して使用されます。2013年に流行したdogeという言葉に似ています。

ソース:https://www.msn.com/en-gb/news/offbeat/dog-gets-himself-lost-but-then-reports-himself-missing-at-local-police-station/ar-BB10kvPh

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