68歳女性が出産 IVF

ナイジェリアの68歳の女性が、男の子と女の子の双子を出産しました。

過去3度の人工授精失敗を乗り越え、今回遂に双子の出産となりました。

77歳の夫によると、1974年に結婚して以来、ずっと子供が欲しかったそうです。夫は「人工授精が失敗しても決して諦めなかった」と語っています。

「私は夢想家です。私たちの特別な夢が叶うことを確信していました」

出産は妊娠37週の時、大学病院での帝王切開により行われました。病院は、母体の回復と赤ちゃんの無事を見極めた後、女性の出産を公表しました。

主治医によると、女性の年齢を考え、病院の専門家たちはチームを結成し、妊娠の経過をチェックしていたそうです。

「年配の女性であり、初めての出産であり、また、双子の妊娠ということでハイリスクでしたが、私たちのチームは何とか成し遂げることができました」

昨年、インドで73歳の女性が人工授精で授かった双子の女の子を出産しました。その件が世界の最高齢出産と考えられています。

主治医は、高齢の女性が人工授精で妊娠することが出来たとしても、医者は出産希望者に対し、医療的リスクをはっきりと説明しなければならないと話します。

「年齢の高さは、早産の危険などがある妊娠合併症に関係してきます。今回は幸運でしたが、高齢妊娠や高齢出産には多くの危険が伴うのです」


年齢の問題と過去3回の人工授精失敗があったにも関わらず、よく諦めませんでしたね。この年齢で出産しようと思い、また、無事に赤ちゃんが生まれたことは奇跡的です。母子ともに健康で良かったですね。赤ちゃんたちの幸せを祈ります。

今日の英単語：IVF
体外受精はIVF（In Vitro Fertilization）です。in vitroは「生体外の」「試験管内の」、Fertilizationは「受精」を意味します。in vitroの対義語はin vivo「生体内の」で、例えばマウスやウサギなどに物質を投与して行う実験などのことを表します。

ソース：https://www.wfsb.com/68-year-old-woman-gives-birth-to-twins-after-four-ivf-attempts/article_dc01d4f1-d5dd-517a-8bfe-ca14f1a43523.html

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