オーストラリアの一家の元に、7年前に逃げ出したヒツジが戻って来ました。
母親によると、一家は新型コロナウイルスによるロックダウンのため、自宅敷地内で息子の誕生日パーティーを行っていました。ソーセージを調理している時、向かい側に見える白いフワフワなものに気が付いたそうです。
家族は自宅に戻り、父親がその白いものを調べに行きました。数分後、母親は父親からの電話を受け、白いものは2013年に逃げ出したヒツジのプリックルズだと知らされたのです。プリックルズは7年前の山火事で農場のフェンスが焼けた際、逃げて行方が分からなくなっていました。
「電話で夫がヒツジを追いかけ、飛びつき、捕まえたことを知りました。家族全員で手助けに向かいました」
家族は現在、一般の人を対象にプリックルズの体重当てコンテストを行っています。7年分の毛刈りが行われる前の体重を当てるのです。
母親は「重要なのは私たちが国連難民高等弁務官事務所の資金調達をしているということです。キャンプの人々は密集していて充分な社会的隔離が出来ていません」と話しています。
逃げ出して以来、行方が分からなくなっていたようですが、7年間ずっと近くに暮らしていたのでしょうか。それとも、旅に出ていてたまたま戻って来たところを一家に見つけられたのでしょうか。無事だった上にフワフワの羊毛のお土産付きで、息子さんの良い誕生日プレゼントになりましたね。
今日の英単語:shear
shearは「毛を刈る」という意味です。人間の「髪の毛を切る」という意味や他の動物の毛を刈るという意味もありますが、特に「ヒツジの毛を刈る」という意味で使われます。過去分詞はshornまたはshearedで、be shorn of~は「~を奪われる」という意味になります。羊が毛を奪われる様子をイメージすると覚えやすいと思います。ちなみに「羊のショーン」は英語で”Shaun the Sheep”と書き、つづりはshornではないようです。
ソース:https://www.arcamax.com/entertainment/weirdnews/s-2351791
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