英英電子辞書を使おう



ここでは英語学習に最適な辞書を紹介します。結論は、「英英辞書を使う」「電子辞書を使う」ということです。

以下で、その理由や具体的なおすすめできる辞書を紹介します。




英英辞書を使おう



みなさんは英文を読んでいて知らない単語に出くわしたとき、どんな辞書を使って調べていますか。

英和辞書を使っている人が多いのではないかと思います。

そのような方は、英和辞書を使うのをやめて、今すぐ英英辞書を買いましょう。

英和辞書を使うのは、知らない英単語の意味を1秒でも早く知る必要がある時のみに限るべきです。

そうでない場合は、英英辞書を使って調べましょう。



英和辞書のデメリット ~英語に触れる機会を失う~


英語学習で大事なのは、少しでも多く英語に触れることです。

せっかく英語の勉強をする気になって、英語の勉強をしているのに、英和辞書を使ってしまうと、

英単語の意味を日本語で読んでしまうこっとになります。

英語の勉強をしているときに、日本語を読むのはやめましょう。英和辞書は使うべきではありません。



英英辞書のメリット ~英語脳を作ることができる~


英英辞書を使うことによって、英語→日本語、日本語→英語、という日本語を介した理解でなく、英語→英語、というように、直接英語を英語で理解する脳を作ることができます。

例えば、"Dog"という英単語の意味が分からないとします。

英和辞書で調べると次のような結果が返ってきます。

1.犬

「あ~、Dogって犬のことなのね」で終わってしまいます。

では英英辞書で調べてみましょう。

1.a very common animal that people keep as a pet or to guard a building

面白いでしょう?

このように分からない英単語の解説を、英語で読むことにより、英語脳を養成することができるのです。

さらに、英語では「簡単な表現で自分の言いたいことを言う」力をつけることが大事です。

英英辞書を使うと、知らなかった英単語の意味を知ることができると同時に、

「へー、こんな風な言い方で説明すればいいんだ!」

というように、簡単な英語での表現方法を知ることができます。

このような発見、気づきは、スピーキング、ライティング力の飛躍的な向上につながります。

ちなみに"Cat"を英英辞書で調べると、なんと出てくるでしょうか?

"Dog"の場合とどのように説明が違うでしょうか?

それは、ご自分の英英辞書で調べてみてください。



電子辞書を使おう


紙の辞書と電子辞書、どちらが良いのか?

私は電子辞書をおすすめします。理由は以下のとおりです。


電子辞書のメリット① 速い!


紙の辞書では、調べるのに長い場合で十数秒かかります。

電子辞書だと紙の辞書よりもはるかに速いスピードで調べることができます。

紙の辞書だと、「この単語わかんねーな。でも調べるの面倒だからいいや。」となってしまうことがあります。

電子辞書の場合は、ちょっと分からない単語であっても瞬時に調べることができるため、調べるのをさぼることが少なくなります。

難解な単語が続々と出てくる英文を読んでいるときには、電子辞書を使って読む場合と、

紙の辞書を使って読む場合とでは、トータルでかかる時間がかなり違ってきます。

電子辞書で1単語を調べる時間が平均5秒、紙の辞書で調べる時間が平均10秒とします。

1つの単語を調べるのにかかる時間の差は5秒です。

10個の単語のの意味を調べると、差の合計は50秒になります。

50個だと250秒、約4分です。

このように、小さな差が積もり積もって大きな差となります。1年間英語学習をした場合にはかなりの差になっているでしょう。


電子辞書のメリット② 軽い!小さい!


電子辞書は紙の辞書に比べ、はるかに小さく、軽いです。

そのため、いつでも鞄やポケットに入れて持ち歩くことができます。

そうすると、外出中に見た広告などの日本語を見て、「これは英語で何ていうのかな?」

と、ふと疑問に思ったときにもすぐに調べることができます。

当然、外出中に英語を見かけたばあいも同様です。

紙の辞書でこれをするには、和英辞書と英和辞書、もしくは兼用になっている辞書を持ち歩く必要があります。


電子辞書のメリット③ 一台で何役もこなす


私が使っている電子辞書には、英和辞書、和英辞書、英英辞書、類語辞書(シソーラス)が入っています。

私の電子辞書はかなり昔に買った古いものです。今売られている電子辞書は、もっとさまざまな機能が一台に盛り込まれています。

例えば、私が持っている電子辞書の最新バージョンでは、

「新編英和活用大辞典」
「ジーニアス英和大辞典」
「リーダーズ英和辞典」
「リーダーズプラス」
の英和系大辞典4冊と、

英英辞典
「オックスフォード現代英英辞典」
「コンサイスオックスフォード類語辞典」
「オックスフォード連語辞典」
の3冊を収録。

さらに、英語関連以外にも、
「百科事典マイペディア電子辞書版」
「広辞苑」
「使い方の分かる類語例解辞典」
などが収録されています。

私の古い電子辞書には4種類しか入ってないのに、今ではものすごく進化してます。

しかも私が買ったときよりも値段下がってるし・・・

と、いうわけで一台何役もこなす電子辞書を持ち歩きましょう。


最後に、私が持っている電子辞書ですが、SEIKO 電子辞書 SRシリーズです。

私が留学準備中に通ってた留学予備校の他の生徒も、これを使っている人が多かったです。

日本人MBA留学生の間でも、この辞書が多数派でした。

そのほかにも電子辞書はいろいろと出ていますので、ご自分のニーズにあったものを選びましょう。


おまけ:紙の辞書もすてがたい


私は紙の辞書にもすてがたいメリットがあると思っています。以下の記事でその理由を紹介しています。

【紙の英英辞書で英語力を急上昇させる方法】

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