今回はこちらの記事をご紹介します。
米国カリフォルニア州サンディエゴの遊園地で、大きな動物のぬいぐるみたちがジェットコースターに乗りました。
ぬいぐるみは、ベルモントパークのジェットコースター「The Giant Dipper」のテスト走行の際、乗客として使用されました。ベルモントパーク広報によると、通り過ぎる人々はテスト走行の様子を見て楽しんでいたそうです。
コースターのテストは毎日行わなければなりませんが、新型コロナウイルスの影響もあり、ぬいぐるみを乗せることにしたとのことです。
テストは7月4日のコースターの誕生日に向けて行われています。
The Giant Dipperは1925年、木製ジェットコースターの最盛期にPrior and Church Companyによって建造されました。
1976年、遊園地は財政困難のために閉園しました。その後、サンディエゴの人々によりコースター保存活動が行われました。
1990年代後半に、San Diego Coaster Companyが設立され、サンディエゴ市とコースターのリース契約を結びました。そして200万ドル(約2億円)をかけて修復されました。
ぬいぐるみだけが乗ったコースターが駆け抜ける光景を見た人は驚いたかもしれませんが、楽しそうですね。100年近い歴史を持つ木製コースターが、今でも現役で活躍しているとは驚きです。これからも長く人々を楽しませてほしいですね。
今日の英単語:dipper
ベルモントパークのジェットコースターは「The Giant Dipper」です。dipperは「柄杓」や「水に潜る鳥」という意味がありますが、big dipperで「ジェットコースター」を表します。roller coasterの同義語です。また、Big Dipperには「北斗七星(おおぐま座)」という意味もあり、これに対し、Little Dipperは「小北斗七星(こぐま座)」という意味になります。
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