今回はこちらの記事を紹介します。
ドイツ製のロボットがルービック・キューブの世界最速記録を更新しました。
Albert Beer氏によって開発されたロボット「Sub 1」は、0.637秒でルービック・キューブの六面をコンプリートし、「ルービック・キューブを解く世界最速のロボット」としてギネスブックに登録されました。
この「Sub1」は、2016年に0.887秒という記録を打ち立てましたが、ドイツのインフィニオン社製の新型プロセッサー・チップを搭載することにより、自身の記録を大幅に縮めることに成功しました。
このロボットは、ルービック・キューブの2枚の写真から色の配置を把握し、”Herbert Kociemba's Two Phase Algorithm”というアルゴリズムに基づいて、最も速く六面を揃える手順を特定します。そして、ロボットは6本の腕を使って21手で六面の色を揃えることに成功しました。
0.6秒でルービック・キューブの6面の色を揃えるとは恐るべき速さです。人間のルービック・キューブの世界記録は4.73秒とのことです。これも物凄い速さですが、ロボットにはかないません。なお、ルービック・キューブの六面の色を揃えるのに必要な最大手数は20手であると理論的に算出されているそうです。しかし、数学やロボット工学の対象になるとはルービック・キューブは奥が深いですね。
今日の英単語:shave off
ソース記事中では、「(自身の記録を)更新した」を意味するshave offという単語が使われています。shave offは「削り取る、そり落とす」という意味があり、そこから転じて「タイムを短縮する」という意味もあります。ひげをそり落とすようにしてタイムを削った、というイメージを思い浮かべると覚えやすいですね。
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