佐藤優氏の月に500冊読む速読術とは


先日、著名作家である佐藤優氏のノートの中身についての記事を書きましたが、佐藤優氏著「読書の技法」における、佐藤氏の真骨頂は実は、速読術にあるのではないかと、私は考えています。
なぜなら、速読術を極めなければ「1カ月で500冊読む」という芸当は不可能だからです。佐藤氏の膨大な原稿執筆は、速読による膨大なインプットが源泉となっているはずです。

そこで、自分用メモとして佐藤優氏著「読書の技法」より速読に関する部分の重要箇所をメモとして残しておきたいと思います。

  • 「普通の速読」とは400ページ前後の一般書」や学術書を30分程度で読む技法である。その後、30分かけて読書ノートを作成すれば、着実に知識を蓄積することができる。
  • 「普通の速読」で最も重要になるのは、(中略)、本の内容を100%理解しようという「完璧主義」を捨てることだ。「時間は有限であり希少財である」という大原則を忘れてはいけない。
  • 筆者の場合、極力椅子に座り、机に向かって行うようにしている。速読していて思いついたことや気になることは、本の隅やノートに書き留めるためだ。(中略)最終的には1ページを15秒くらいで読むのが理想だが、最初は一分くらいかかっても仕方がない。定規を当てれば誰でも1ページ15秒で読むことができる。
  • 普通の速読の場合でも、熟読同様、シャーペンとポストイットは必需品だ。シャーペンを持ちながら重要な箇所を丸で囲んだり、傍線を引いて識別できるようにし、そのページにはポストイットを貼る。
  • 普通の速読においては、内容を細かく理解する必要もなければ、すべてを記憶する必要もない。内容を大雑把に理解、記憶し、「あの本のあの部分に、こういうことが書いてあった」「あの箇所に当たれば、あの情報が出てくる」という「インデックス」を頭の中に整理して作ることが最も重要になる。

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