津田氏は1944年に野村證券に入社以来すばぬけた営業成績をあげ、1987年に43歳という若さで取締役大阪支店長に出世した人物です。その後1996年に代表取締役専務まで登りつめ、ベンチャーキャピタルを経て今でも社外取締役などで活躍されています。
この本は、津田氏が新人時代から50年以上にわたってセールスのノウハウを書き留めたノートを元に書かれた物です。
私は、このような実績を出した人物の本はできるだけ読むようにしています。
私が津田氏に面会を求めても会ってもらうことは至難の業でしょう。ましてや「これまで築き上げて来たノウハウを全部教えてください」とお願いしても、1回の面談で教えてもらえるものではありません。
しかし、千円すこしのお金を出して本を1冊買えば、津田氏のノウハウが凝縮されたメッセージを受け取ることが出来るのです。
このような本は安い買い物だと思います。
読んでみると、奇をてらったノウハウはなく、とてもオーソドックスなノウハウで占められています。
たとえば、
「お客さんに会ったら必ず宿題をもらい、もう一度会うチャンスをつくる」
「クイック・レスポンスは営業の基本」
「お客さんのクレームから逃げない」
などです。
しかし裏をかえせば、このような当たり前のことを徹底して実行すれば、営業で成功できるということです。
営業の新人の方はもちろんのこと、ベテラン営業マンの方にも基本を思い出すという意味で有意義な本だと思います。
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