GEの元CEOジャック・ウェルチが語る「官僚的大企業で出世する方法」

Jack: What I've learned leading a great company and great people (English Edition)

GEの元CEOジャック・ウェルチの著書、"Jack: What I've learned leading a great company and great people"からの抜粋です。

What I was trying to do was “get out of the pile.” If I had just answered his questions, it would have been tough to get noticed. Bosses usually have answers in mind when they hand out questions. They’re just looking for confirmation. To set myself apart from the crowd, I thought I had to think bigger than the questions posed. I wanted to provide not only the answer, but an unexpected fresh perspective.

(和訳)
私がやろうとしたのは「大勢の中から抜け出す」ことだった。もし私が上司からの質問にただ答えるだけだったら、私の存在を上司に知らしめることはできなかっただろう。上司達は部下に何か質問するとき、実は既に答えを持っていて、それが正しい確認したいだけだ。集団からとの差別化を図るために、私は上司から与えられた質問よりも、より大きな視野で考えなければならないと思った。質問に対する答えだけでなく、上司が予想していなかった新鮮な視点を提出するよう努めた。

(語彙)
pile: 積み重ね。山。大量。
crowd: 群れ。集団。
perspective: 視点


「上司の期待を上回る仕事をする」というのは自分の評価を高めるうえでの鉄則です。

とはいうもの、ジャック・ ウェルチ氏のように、上司から求められた以上結果を常に出し続けるのは簡単ではありません。

また、ちゃんと空気を読まないと、プラスアルファを加えて提出したのに、上司から「余計な事に時間を使うな。暇なのか!」とマイナス評価につながることもあるので注意しましょう。

そこでオススメな代替策は、「上司の期待よりも早く仕事を終わらせる」という方法です。仕事を早くやって怒られることは、ほとんどありません。テキパキと早く仕事を片付けていると上司から信頼が高まり、レベルが一段上の仕事を任せてもらえます。そこで頑張れば、上司の期待以上の仕事をしたことになります。

普通(以下)の人は、上司からの仕事を振られたら、振られた内容の8割程度の仕事しかせず、しかも〆切ギリギリかやや遅れて提出します。早めに出してしまうとやり直しや追加を命ぜられるからです(私も時々はこの作戦をつかいますが。。。)。

どうせ仕事するなら、仕事から逃げずに、仕事を攻めたいものです(自戒を込めて・・・)。

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