飼い主を助けるために走った犬 hail



英語ニュースは英単語の宝庫です。

経済ニュースは専門用語を学ぶのに良いですが、当ブログで紹介しているような、リラックスしてよめる楽しいニュースは、バラエティに富んだレベルの高い単語を学ぶのに最適です。

今回はこちらの記事を紹介します。

米国カリフォルニア州で、88歳の飼い主を助けるために、犬が人を呼びに行きました。

11歳の「サンディ」は迷い犬でした。現在の飼い主に引き取られて暮らしています。その飼い主が倒れた時、サンディは近くにいたゴミ収集人を呼びに走りました。その様子が防犯カメラに捉えられています。

サンディはゴミ収集人の注意を引きつけて、自宅の方に導こうとしているように見えました。

「吠え方や仕草で何か『見せたいものがある』と訴えかけているようでした」

サンディはゴミ収集人を1時間前にポーチで倒れた飼い主の元に連れて行きました。

飼い主によると、倒れている時、ゴミ収集人がやって来るのが見えたものの、助けを求めることが出来なかったのでサンディにお願いしたそうです。

「サンディに『彼を呼んで来て』と言ったからサンディは呼んできてくれたのです」

ゴミ収集人は飼い主を助け起こし、ケガなどがないことを確かめると仕事に戻りました。

飼い主の孫は「防犯カメラの映像を見たとき、皆叫びました。サンディはよく頑張りました」と話しており、ゴミ収集人とサンディを「ヒーロー」として称賛しています。

ヒーローの1人であるゴミ収集人は、この出来事が切っ掛けで、犬を飼おうと思い始めたそうです。

「サンディのような犬を飼いたいと思いました。動物は私たちに何かを教えてくれます」


飼い主のピンチに人を呼びに行くとは、非常に賢い犬ですね。助けたゴミ収集の方も、よくサンディの訴えに気が付いたと思います。元々動物好きな方だったのでしょうか。この件が切っ掛けで犬を飼いたくなったというエピソードも良いですね。飼い主の方も2人のヒーローがいて、本当に良かったですね。お体に気を付けて、今後もサンディと幸せに暮らしてほしいと思います。

今日の英単語:hail
hailには「雹(ひょう)」や「(タクシーを)止める」「~出身である」など、様々な意味がありますが、今回は「認める」「称賛する」といった意味で使われています。ソース中の”A California dog is being hailed as a hero”は「カリフォルニアの犬はヒーローとして称賛されている」ということです。


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