本日は【私の手帳遍歴シリーズ】をお送りします。
熊谷式手帳で転職を果たした私でしたが、だんだんとこの手帳を使うのが億劫になっていきました。
やりたいことをリストアップし、長期的な目標を定めるまではできるのです。
しかし、そこから長期目標→年間計画→月間計画→週間計画→一日計画、という転記の繰り返しがめんどうになり、このプロセスはだんだんとやめていきました。
一度書き上げた後でも、目標が変わったり、目標達成のための手段が変わった場合には、
再度長期目標→年間計画→月間計画→週間計画→一日計画、を書き直す必要があります。
これが負担になったのです。
熊谷式手帳は、理論的には目標達成のための理想的な手帳と考えていますが、
私にはその理論を継続的に実践する根気が足りませんでした。まだまだ修行がたりません。
熊谷式手帳の次に手を出したのが、「ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法」で知られる、佐々木 かをり氏の手帳術でした。
ここで、ミリオネーゼ手帳の内容を説明します。
使う手帳
・サイズB5とA4の間のサイズ
・見開き一週間バーチカル、ノートタイプ
・毎日の時間軸が30分単位でついているもの
(今では、佐々木氏の監修により、この条件に合う手帳が、「アクションプランナー 佐々木かをりのオリジナル手帳」
という名前で商品化されています。)
「ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法」から、ミリオネーゼ式、手帳を使いこなす「簡単な10のノウハウ」を抜粋します。
- 約束したら、その場で、日時を決めて書き込む
- 書き込む時に、時間の始めを○で囲む
- 時間の最後は、横線を引いて、終了時間を明確にする。
- 自分がやると決めたことはすべて、やる時間を決めて書く
- やることリストの頭には、□をつけてチェックする
- 考える時間も、スケジュールに組み込む
- できなかったことは、やる日時に移動させて書く
- 提出日や発表日を確保したら、そこからさかのぼり、やることリストを時間表に埋めて行く
- すべての行動計画を一冊にまとめる
- いつも持ち歩く
この手帳があれば、もう長期目標→年間計画→月間計画→週間計画→一日計画という長いプロセスをたどらないで良いのです。
長期目標→todoをスケジュールに記入、という2ステップだけで済むのです。
フランクリンと熊谷式に食傷ぎみだった私にとって、やりたいことを思いついたらすぐにいつやるか決めて、その日の欄にやることを書き込むという方法はとても新鮮でした。
たとえば、「英語をしゃべれるようになりたい」と考え、「毎週2回英会話学校に行こう」と決意したら、「毎週2回」にとどめず、「何曜日の何時に行くか」まで決めて手帳その時間帯の欄に書き込みます。
1年間英会話学校に行くと決意した場合は、1年分書き込みます。
この単純明快さと、それゆえのパワフルさに惹かれました。
そして実際に、1年間このミリオネーゼ式手帳を試しました。
その結果、やろうと思ったことをいつするか明確に決めてしまって手帳に書くという訓練をしたことは有益だったと思います。
どんどんやるべきことを、やるべき日時に書き込み、そしてどんどんこなしてチェックをつけていく、というスタイルは快感でした。
ただし、欠点も発見しました。
1.電話をかけるというレベルのtodoまで手帳に書いていたら手帳に収まらない。
1日に10件電話をするだけで手帳の1日の欄は一杯になってしまいます。
そこでこういった細かなレベルのtodoは別の紙に書く必要がありました。
2.転記が多く発生する
今日やるつもりで今日のスペースに書いていたことが、実際にはできなかったという事態が発生した場合、翌日などに転記する必要があります。
私の場合この未決の転記が多く発生し、転記に時間をとられました。自分が一日にできる量を過大に見積もっている私が悪いのですが、、、
3.当日になって予定が大きく変更になると手帳の機能が麻痺する
朝になって突然、今日一日一杯使う案件が発生した場合、今日する予定だったtodoはどこか別の日に持ち越さなくてはなりません。
ほとんどが翌日に持ち越したいのですが、そうするためには翌日するはずだったtodoを翌々日に移す必要があり、
翌々日の予定はさらにその一日後に持ち越し・・・というように数日間の予定がそのままスライドすることがあった場合、転記が膨大に発生します。。
もっとも、この欠点はフランクリンプランナーや熊谷式などtodoを時間で管理する方式の手帳全てに当てはまります。
結論
結局、私の場合は、「全てのTODOを時間管理する」というコンセプトの手帳は合わないことが分かりました。
「全てのTODOを時間管理する」手帳は、「その日に書き込まれたTODOは必ずやる」と強く決意して書き込む人、そして予定が直前になって大幅に変わることがない人に適しており、私には、ばっちり相性が良いというわけではありませんでした。
とはいうものの、この手帳はシンプルかつ強力であることは間違いありません。
現在のバーチカル型手帳の人気の火付け役となった手帳であり、一度は試してみることをお勧めします。
・・・こうして、理想の手帳を求める迷走は続くのでした。
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