玖保キリコの漫画「シニカル・ヒステリー・アワー 2 (白泉社文庫)」に、印象に残る話があるので紹介します。
東大をめざす賢い小学生、学(まなぶ)君の話です。
学君の部屋にきた友達から、「『めざせ!東大』とか貼ってないね。部屋に。」と聞かれ、学君が答えるセリフが格好良いのです。
「ぼくが自分で決めたことだもの。貼り出す必要なんかないじゃない。忘れるわけないし」
学君の対極にあるのが私です。
私は、夢をかなえる手帳、夢をかなえるノートに目標を書き込み、毎日開かないと自分の夢が何だったか忘れてしまいます。
忘れてしまう夢など、夢とはいえません。私に必要なのは、夢をかなえるための便利な手帳やツールではなく、寝ても覚めても決して忘れない夢をもつことかもしれません。
しかし、学君のように明確な目標を持ち、モチベーションを維持するのは生易しいことではありません。
私を含め多くの人は、自分が何をしたいか、何になりたいかすら明確なイメージを持つことができず、ただ今の自分を変えたいという漠然とした希望を持つだけになりがちです。
そして成長願望と、「楽に生きていたい」という怠惰な気持ちの間で揺れ動きながら生きている、弱い存在です。
自分の意思の力だけでは目標を固定することも、モチベーションを維持することもできません。
だからこそ、紙に目標を書いて部屋に貼ったり、手帳やノートに書いたりと、さまざまな方法で自分をサポートする必要があるのでしょう。
さんざん手帳術、目標設定・達成術を試行錯誤したあげく、達成した事より達成しなかった事のほうが多い私がいうのですから間違いありません。
何の自慢にもなりませんが。
いつかは学君のような強い意思を持ちたいものです。
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