学費の支払いをココナッツで tuition


本日は英語ニュースで単語力UPをお送りします。

今回のニュースはこちらです。

インドネシアの学校では、景気後退のために経済状況が厳しくなってしまった学生に、ココナッツや自然素材で学費を支払うことを提案しています。

バリ州ギャニャール県のビーナス・ワン・ツーリズム・アカデミーでは、経済的困難に直面している学生に、授業料やその他経費をココナッツで支払うことを認める予定です。同校では、バージンココナッツオイルの収集のためにココナッツを使用します。

学校によると、石鹸を作るために使用されるモリンガやゴツコラの葉で支払うことも可能だそうです。

ココナッツなどの自然素材で作られた製品は、キャンパス内で販売され、その売り上げは学校の資金となります。

新型コロナウイルスの影響により、一時的に閉鎖していた同校では、マスク着用の義務付けや1クラスの人数削減、頻繁な体温チェック等、様々な対策を取って安全に授業が行えるようにしています。


金銭的に苦しいものの、天然素材ならすぐ手に入る、という学生には有り難い話だと思います。金銭に限定せず、可能な方法で支払うことで勉強を続けられるというのは、生徒に可能性を与えますね。それにしても、ココナッツや植物で支払う場合、どれくらいの量を持って行けばよいのか気になります。

今日の英単語:tuition
tuitionには、個人的または少人数を対象とした「授業」という意味と「授業料」という意味があり、今回は後者の意味で使われています。「授業料」「学費」を表す言葉は他にもschool feesやeducation fees などがあります。


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