【英語留学格闘記61】TOEIC最後の決戦を決意した真の理由


☆TOEIC400からTOEIC935英検1級MBAを取得した作者の英語遍歴を公開中☆
~いままでのあらすじ~~~~~~~~~~~~~
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
留学生候補公募になぜか合格し留学生候補として留学受験の勉強を開始。
リスニングに苦しめられながらも、音読とシャドーイングを繰り返し、
何とかTOEFL600(CBT換算250)オーバーをゲット。TOP10MBAに合格する。
MBAでの充実した2年間はあっという間に過ぎ去り、卒業の時を迎え帰国。
帰国後もノンネイティブを目指し英語学習を継続する。
手始めに英検1級を受験し見事1次2次とも見事一発合格!
次なるTOEIC対策を開始する。
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英検1級に受かった私は、

「もう英語の資格を受けるのは終わりにして実践力を鍛えることに集中しようかな」
とも考えました。

しかし、私が英語学習を開始した当時、ずっとベンチマークにしていたのはTOEICでした。
TOEICの点数に一喜一憂しながら、英語の勉強を続けてきました。

私の今があるのも、TOEICのおかげといっても過言ではありません。

そこでTOEICを最後にもう一度だけ受けることにしました。

いわば、

TOEICとの最後の闘い

です。


TOEIC受験した決意には、実は他の理由もありました。


MBAから帰ってきてある部署に配属になってからずっと、

周囲の人達が、私の英語力を気にしている空気をヒシヒシと感じていたのです。

それも、

「あいつにどれくらい英語力があるか知りたい」という雰囲気ではなく、

「大して英語ができないに違いないに違いない。そう信じたい」という雰囲気でした。


「MBAを取ってても英語ができるとは限らない」と考えたがっているようでした。

私がMBAを取ったことに対するやっかみもあったのかもしれません。

実際に、社内には英語ができないMBAホルダー結構がいましたからなおさらです。

「TOEIC受けてどんくらい英語できるか証明しろよ。オラオラ」
「実は俺のほうがTOEIC高いんじゃねえの?」
というプレッシャーを感じていました。


私が英検1級に受かった後もこの雰囲気は変わりませんでした。


「英検1級に受かったからって英語が喋れるとは限らない」
「TOEICは俺のほうが点数高いかもしれない」

周囲がそう考えていることが、同僚や上司からの言葉の端々から分かります。

英検1級にはスピーチ・質疑応答があり、TOEICよりもスピーキング力の証明になると思うのですが、周囲の人々の、都合の良い考え方は理解に苦しむ所です。


MBA留学時代はただひたすら日々の課題に全力で取り組み、自分の能力を向上させることに集中することができました。

私の英語がつたなくても、ネイティブの学生は気にすることなく、私の意見を理解しようと努め共に切磋琢磨してくれました。

留学時代は多くの宿題やグループワークで死にそうに忙しくても、前向きな努力ばかりだったので精神的にはとても快適で楽でした。


ところが、


日本企業に帰ってきて、周囲からの嫉妬、英語力の詮索、足を引っ張ろうとする同僚など、

ねばねばしたイヤーな空気

を味わうことになりました。


留学時代に比べて遥かに楽な毎日にもかかわらず、精神的には疲れます。




でも、職場の周囲の彼らを責めることはできませんでした。

私もロンドン勤務になった同期入社の友人に嫉妬したことがあるからです。

今は、嫉妬する立場から、嫉妬される立場になった。それだけのことなんだと考えるようにしました。


しかし、

「あいつは実は英語できねーんじゃねーの」と思い込みたい周囲の希望的観測。

これだけは納得することが出来ませんでした。

私の本音の心境を簡単に言うと。

お前らが寝たり遊んだり酒飲んでるときに、

俺は何年間も毎日音読したりシャドーイングして

英語力を鍛えてきたんじゃ!

英検1級取ったのもMBAとったのもその結果じゃ!

お前らがTOEICの点数でしか納得しないんなら

そのTOEICで俺の力を証明してやる!!


今回は言葉がきたなくなって申し訳ありません。

でも当時のリアルな本音なのです。


時にはこんなドス黒いエネルギーを有効活用することも、

人生には必要ですよね・・・・・


このような訳もあり、私はTOEICをもう一回受けることを決意しました。




お読みいただきありがとうございました。
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