小飼弾「新書がベスト」を読みました


現代人は幅広い教養が必要です。自分の専門分野だけでなく、自然科学、歴史、哲学、文学、経済、政治などについて、広くそしてある程度深く知ることが求められています。

しかし私たちには全ての分野の専門書を読みこなす時間などありません。かといってテレビや雑誌では教養とよべる知識や見識は身に付きません。

そこで便利なのが新書です。いくつもの出版社から、ありとあらゆる分野の新書が大量に出版されています。ここで問題となるのが、新書には何十年も増刷を繰り返している名著がある一方で、いいかげんに作られたクソ本もたくさんあるということです。しかもたちの悪いことに、新書の表紙は名著もクソ本もまったく同じ装丁なので、見た目では区別できないのです。


そこで重宝するのが、優れたおもしろい新書をピックアップしてくれている本です。本書は、ありとあらゆる分野を対象に読むべき新書を紹介してあります。文章がとても巧く、書評自体がエンターテイメントになっているので、おもしろく読み通せます。私は本書を一通り読み終わった時には読みたい新書が30冊くらい見つかりました。

本屋にズラリと並ぶ新書の背表紙をながめながらどれを買うか迷うよりも、本書のなかから買いたい新書を選び、アマゾンで1円から売られている古本を買う、というのが効率的かつ低コストなやりかたです。この方法で、幅広い分野の教養をスムーズに安く身につけることができます。

著者の弾小飼氏は、「Blog Not Found」という有名書評ブログをかつて運営し(今は更新が止まっています)、その莫大な読書量には驚かされます。クソ本も含め読みまくっている人のフィルターを通して生き残った本を読む、というのが多読の入り口には最適です。その次の段階には、クソ本をあえて読み、そのダメっぷりに愛おしさを感じるという境地がありますが、そこまでいってしまったら、あなたも弾小飼氏のように書評ブログを立ち上げる時でしょう。


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