外資系企業で転職が増加?

 最近忙しいです。

私の所属する部署の若い子が一人転職したため、補充するために採用をかけているのですが、

書類選考や面接に結構な時間をとられます。

面接に現れる人の中で、良さそうな人は他社に取られちゃうし、

面接で会った瞬間「この人はだめだ」と気づいた場合でもすぐに追い返すことができず、30分は面接してあげないといけないしで、なかなか大変です。

私の会社は比較的人の出入りが少ない外資系企業なので、私はまだましなようです。

ほかの外資系企業に勤めている友人の場合だと、最近ゴロゴロ30歳前後の人が退職していき、補充の採用選考に大変のようです。

どこの外資系企業でも退職者が後を絶たず、

「いったい退職した人はどこに集まっているのだろう?」

という話をしたことがありました。

結論は、

「どこかの会社に集まっているのでなくて、外資系企業の中で人が循環しているだけではないか」

ということに落ち着きました。

実際、退職者が出ちゃったため、補充するために人材紹介会社に求人を出すと、さくっと応募者が集まるのです。

この応募者たちもどこかの会社を退職しようとしている訳です。

日本で人がひとつの会社に縛られず、ほかの会社へ移るチャンスが増えたのは望ましいことなのですが、

あまりに人材の流出入が増えちゃうと、各社でなされている退職手続き、採用面接、入社手続き、入社後の教育などにかかっているコストは結構馬鹿にならないのではないでしょうか。

また、最近30歳前後の人の市場価値が上がっていて、高い年収を提示しないと他社にとられてしまうようです。

こうして若手職員にかかる人件費も各社上昇しているようです。

強気に高めの報酬を求めてくる応募者を見ていると、

「自分も人材紹介会社に登録してみよっかな」

という気になってしまうこともあります。

こうして転職したい心理は人の間で伝染していくのでしょうね。

人材紹介会社はきっと最近景気が良いことでしょう。。。


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