JALが二つの会社に分かれる?

 ※当記事は2009年9月24日に作成したものです。


WSJの記事を紹介します。


SEPTEMBER 24, 2009

JAL Weighs Splitting Operations

Struggling Airline to Meet With Transport Minister to Map Its Options

BY ALISON TUDOR

TOKYO -- Japan Airlines Corp. will consider a breakup of the company along with a range of other options, according to a person familiar with the matter, as the ailing carrier faces pressure from lenders and the government to turn around its operations.

(和訳)

JAL 会社分離への出航

日本航空は、他の再建策と並行し、会社を分離する策を検討する模様。関係筋が明らかにした。経営難に陥っている同社は、債権者と政府から経営を再建するようプレッシャーを受けている。


日本に関する明るい話題が海外メディアに掲載されていないかと探すのですが、なかなかありません。

今回紹介する記事も重い内容です。

JALといえばANAと双璧をなす日本の航空会社です。

航空業界には、巨大なジャンボジェット、パイロット、CA等、一件華やかなイメージがあります。

しかし、「人や物を運ぶ「というサービスは差別化が難しく、どうしても価格競争に陥ります。しかも為替や原油価格の変動の影響をまともに受けてしまうため、経営が不安定になりがちです。

価格競争力をつけ、企業体力をつけるために、航空業界では世界的な買収や合併が不可避といわれています。

今回WSJにJALの記事が掲載されたのも、世界的業界再編が視野にあるためです。

アメリカン・エアライン等の外国航空会社がJALを買収する可能性もあります。

航空業界に限らず、今世界は大きな再編の過程にあります。

こんな時、われわれ庶民は何をすべきでしょうか。

この答えの一つは、「自分に投資する」ではないかと、私は思います。

世界の荒波を横目でみつつ、気にし過ぎることなく、淡々と自分のできる努力を続けることが大事だと思います。

中でも、英語を学習することは、世界的再編を避けられない世の中にあって、有効なことだと思います。


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