シャドーイング3:シャドーイングには長所がたくさん




今回は、シャドーイングのたくさんの長所を紹介します。

簡単・シンプル

学習手順が非常に単純・簡単です。

「区切って聴きまくる。真似して発音しまくる」

これだけです。

テキストへの書き込み・単語帳・ノート作成など面倒な事前準備は一切必要ありません。

英語教材さえあればすぐに始められます。

(もちろん書き込み・単語帳・ノートを作りたい方は作ってよいです。)

目的におうじて応用可能

英単語を覚えたい人は単語集に付属のテープ
電話応対を身につけたい人は電話応対テキスト
プレゼンテーションを身につけたい人はプレゼン表現集
というように教材を選び1文シャドーイングを行えば、伸ばしたいジャンルでの力が身につきます。

わたしの場合は、まず単語力をつけたかったTOEIC400~600レベルとのきには、DUO 3.0という単語帳でシャドーイングをやりました。

次に、TOEICのリスニングセクションの力をつけたかった時はTOEIC模擬試験のテープを使いました。

英検1級2次面接のスピーチ対策の時は模範スピーチで1文シャドーイングをやりました。

MBA留学中に、教授やネイティブの生徒がディスカッションに便利な表現を使ったときはすかさずメモし、自分の声で録音し、1文シャドーイングを繰り返しました。そうして、自分でもその表現を使えるようにしました。

このように、目的によって教材を変えることで、さまざまな英語力を身につけられるのです。

いつでも・どこでもできる

英語教材を再生する機器さえあれば、いつでもどこでも1文シャドーイングをすることができます。

満員電車に3分間の乗る場合でも5秒の1文をオートリピートさせれば36回聴くことができます。

歩いているときでも聴くことができます。

ポケットに再生機器を入れておき、両肩にはイヤフォンをぶら下げておく。

スキマ時間ができたらすかさず1文シャドーイング開始!

こうすれば、特に英語のための勉強時間をとらず、今までと同じ生活スタイルのままでも、スキマ時間を使うだけで英語を身につけることができます。

長続きする

1回の1文シャドーイングに使う時間は5秒弱です。

10分弱の時間で1文を100回リスニングすることができます。

1日の英語学習時間は最低10分でよいのです。

どうしても気分が乗らなかったり、時間が無かったりしたときには10分だけシャドーイングする。

この少しでも良いから毎日学習する習慣をつけることが出来れば英語学習を長続きさせることができます。


すぐに成果があらわれる

1つの文章を繰り返し聴いて、シャドーイングして、暗唱できるようになったときには、似たような英文を聴いたときには聞き取れるようになっています。

これが成果です。

10分の学習で確実にそれだけの効果が現われます。


このように、シャドーイングにはたくさんの長所があります。ぜひ試してみてください。

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