【英語留学格闘記75】最終出社日までのいじめ


本日は【英語留学格闘記】をお送りします。


☆TOEIC400からTOEIC935英検1級MBAを取得した作者の英語遍歴を公開中☆
~いままでのあらすじ~~~~~~~~~~~~~
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
留学生候補公募になぜか合格し留学生候補として留学受験の勉強を開始。
リスニングに苦しめられながらも、音読とシャドーイングを繰り返し、
何とかTOEFL600(CBT換算250)オーバーをゲット。TOP10MBAに合格する。
MBAでの充実した2年間はあっという間に過ぎ去り、卒業の時を迎え帰国。
帰国後もノンネイティブを目指し英語学習を継続する。
手始めに英検1級を受験し1次2次とも見事一発合格!
そしてTOEICとの最後の決戦で935点獲得!!
MBAと英語力を活かす機会の無いモンモンとした日々を送っていたある日。ヘッドハンターから連絡を受け、初めて外資系企業の面接を受ける。
相手企業に魅力を感じず辞退したものの、外資系企業でもやっていけるかもしれないという自信を持った私は転職活動を開始!
試行錯誤の末、とある外資系企業からオファーを受け取った!!!
そして今の会社に辞意を表明した!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

課長が私の退職を発表した時から、今の職場での先輩社員からの陰湿ないじめがはじまりました。

夜になって急に今日中締め切りの仕事を私にふる、

私が作成している途中のExcelファイルの関数式をいじる、

私からの依頼はシカトする、、、

などなど、、、

私は幼稚な行為に呆れましたが、私は我慢できました。

というよりも、あまり腹が立ちませんでした。

私が退職することで、私は彼らに迷惑をかけるのです。

一昔前なら、先輩社員に殴られてもおかしくないのです。

多少の嫌みと嫌がらせで許してもらえるのですから、優しいものです。

また、このような嫌がらせをみそぎとして受け入れることで、私は退職する罪悪感を減らすことができるのですから、感謝しなければなりません。

そう言い聞かせて私は嫌がらせを甘んじて受け、いやみに対してもあえて反論しませんでした。


そしていよいよ出社最終日がやってきました。

最終日は、社内のお世話になった方々に挨拶してまわるだけで1日を使いました。

挨拶回りを終え、定時の午後5時に会社を出た時はまだ空は明るいままでした。


私は、その空の青さに驚きました。

今まで見たこともないほど空が青いのです。

 昔、北野武氏が「明治大学を中退してお笑い芸人を目指すと決意したとき、見上げた空がものすごく青くて驚いた」という話をしていましたが、私もレベルはまったく違いながらも同じ体験をしたのかもしれません。


私が辞めた会社はいわゆる国内大手企業で、私の大学のレベルからすれば内定を取った時は万々歳でした。親も喜んでくれました。

その会社の中でもがき続けた結果、この会社では飽き足らなくなり、いま新天地に移ろうとしている。。。

私がこのように成長できたのは、間違いなくこの会社に入ったおかげです。

私は家へ帰る前に、会社のビルを振り返り、深々と頭を下げました。


退職した私は、次の会社の初出社日までの間に実家に帰ってリフレッシュし、社宅からマンションへの引越しを済ませました。

そしていよいよ転職先の外資系企業への出社日がやってきました。


お読みいただきありがとうございました。
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