英語力を爆上げする音読の方法
音読の仕方は簡単です。
英文を見ながら声に出して読む。
これだけです。
たったこれだけのことで、あなたの英語力は爆上げされます!
さらに、音読とシャドーイングを平行してやることで、ものすごい効果があります。
1つの英文に対して50回のシャドーイングと50回の音読をすると、たいていその英文の意味やリズム、イントネーション、単語の意味を丸ごと覚えてしまいます。
シャドーイングと音読どっちがいいの?
シャドーイングと音読、どちらが良いでしょうか。
結論は、どっちもいい!です。
どっちでもいい、ではなく、両方とも良い、という意味です。
私の経験を書きます。
私の場合は、混み合う通勤電車の中や、歩いている時に声を出す勉強をしていました。
そのため、
電車の中=テキストを見ながら音読。でも電車が混んでる時はシャドーイング
歩いているとき=英語素材を聞きながらシャドーイング
というような感じで勉強していました。
なので、自然と音読よりもシャドーイング中心の勉強になってしまいました。
比率としては、シャドーイング8:音読2、という感じです。
ざっくりと計算すると、私の総勉強時間は3000時間くらいですので、
シャドーイング2400時間、音読600時間、となります。
このようにシャドーイング中心に練習してきた私の英語力、
特にスピーキング力の強い所と弱い所を客観的に分析してみると、
次のような感じになります。
○私の英語力の強い所
- 英語のリズムでしゃべることができる。(リズムだけはいっちょ前)
×私の英語力の弱い所
- "The"、"a"、前置詞など細々とした部分をいい加減に発音しがち。特に"The"、"a"を言い忘れることがある。
- 過去形や三人称単数の"s"を間違えて、現在形の原型で言ってしまうことがある。
- 長い文章になると、発音がいい加減になる。
う~ん。謙虚な性格が災いして弱点ばかり多く並べてしまいましたが、こんな感じです。
なぜこのような弱点を持っているかというと、
テキストを見ながらの音読が不十分だから
だと考えています。
つまり、英語素材を聞くだけで、テキストを見ずにシャドーイングをするという勉強では、
自分が聴き取っていない"a"、"The"、動詞の活用(動詞に"s"が付いたり、過去形の"d"が付いたりするやつ)については、
シャドーイングする際に、発音せずに何度も練習してしまいがちです。
なのに自分ではちゃんとシャドーイングしているつもりになるのです。
また、長い文章を早くしゃべっているナレーションについていく時には、
発音をおろそかにして、とにかく後についてシャドーイングすることに集中してしまいがちです。
そのため、ナレーションと同じスピード・リズムで喋れるようにはなるけれども、発音がでたらめ、という結果になったのだと思います。
この結果が、
- "The"、"a"、前置詞など細々とした部分をいい加減に発音しがち。特に"The"、"a"を言い忘れることがある。
- 過去形や三人称単数の"s"を間違えて、現在形の原型で言ってしまうことがある。
- 長い文章になると、発音がいい加減になる。
もちろん、これはシャドーイングという練習法が悪いのではなく、
リスニング力が弱いくせにテキストで正確な英文も確認せず、正しい発音を心がけずに、
シャドーイングを行った私が悪いのだと思います。
しかし、シャドーイングは、気をつけないと、細部まで正確な英語を話す能力や、正しい発音が身に付かないおそれがあります。
では、どうすればこのような問題に気をつけてシャドーイングができるか?ですが
いきなり結論を言うと、
シャドーイングをする前に、しっかりと英文の細部と発音に気をつけながら、音読を繰り返す。
です。
きちんとしたシャドーイングを行うことができるようになるために、音読を繰り返し行うのです。
音読でしっかりと動詞の活用、"a"や"the"や前置詞を頭に入れてしまえば、
シャドーイングをしているときに、これら細かい部分を無視してシャドーイングすることはなくなります。
音読はシャドーイングの補完として必要なのです。
そういう意味で、シャドーイングと音読は「どっちも大事」と、私は結論しています。
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