イギリスのブラックプール動物園は、サルが逃走したという想定に基づいてぬいぐるみを使用した訓練を行いました。
動物園はフェイスブックで、逃げ出した本物のサルはいないことを明らかにしました。
「昨日動物園を訪れた方は、『動物が逃げた』という情報を耳にされたと思います。我々はその噂が本当であることを確認し、逃走したサルに対処しました」
「幸運なことに、今回のサルはぬいぐるみで、事件は我々の健康および安全管理責任者によって画策されたものでした。学校や職場で定期的に消防訓練が行われるように、我々も年に1度、動物が逃げ出してしまった場合の訓練を行っているのです」
「我々は逃走した動物が安全かつ速やかに『柵の中』に戻されたことをご報告出来て嬉しく思います。また、その過程においてスタッフ及び来訪者、動物たちに全くケガがなかったことも確認しております(ただ、現在ぬいぐるみに若干の汚れが見られます)」
ユーモア溢れるフェイスブックでの報告です。今回はサルが逃げ出した想定ですが、もっと大型の動物を想定したら訓練ももっと大規模なものになるのでしょうね。訓練も大切ですが、そのような事態が起こらないよう、スタッフの方々は日々安全に気を配られていることだと思います。
今日の英単語:drill
drillの名詞は穴を開ける器具名「ドリル」や、漢字ドリル・計算ドリルといった問題集の「ドリル」として日本語化しており、馴染み深い単語だと思います。よく知られたこれらの意味以外にも「演習」「訓練」というものもあり、今回は「動物が逃げ出した時の訓練」という意味で使用されています。他にもfire drill「消防訓練」やdisaster drill「防災訓練」のように使われます。
ソース:https://www.upi.com/Odd_News/2019/11/19/Escaped-monkey-at-British-zoo-was-a-stuffed-toy/2791574176350/?sl=9
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