英語学習:音読だけではダメな理由



過去記事で、最強の英語学習法「音読」を紹介しました。

関連記事:【あなたの英語力を爆上げする音読。その方法】


「そんなに音読が最強なら、音読だけすればいいんじゃないの?」と突っ込む方もいるでしょう。

音読だったら、細かい所を無視して発音するようなことは起こりにくいですから。

しかし、私はそうは思いません。

音読だけでは、ネイティブのリズムに付いていきながら発音する練習ができないので、リズム・スピードの練習が不足します。

こう書くと、

「テープでナレーションを流して止めた後、

その部分をテキストを見ながら、

発音とリズム・スピードに気をつけながら、

なるべくテープの真似をしながら音読する。

という練習をすれば完璧じゃないの?」

と、突っ込まれるかもしれません。


理屈ではその方法が最も理想的な英語学習法かもしれません。

ただし、この方法には重大な欠点があります。

それは、この方法が理想的であるがゆえに、理想的な環境でしか実行できない勉強法だということです。

机に座り、前にラジカセとテキストを置くことができ、声を出してよい環境。

このような環境は普通、自宅しかないですよね。

多忙な現代人には、自宅でゆっくりする時間というのは貴重です。

私はそのような時間は英語学習にあてずに、家族と過ごすことに使いました。

休日に家族をほったらかして、家で音読をする、ということはしませんでした。

なぜなら、私にとって英語学習とは、

家族と幸せに生きていくための収入を得るために、労働市場での自分の付加価値を高めるための手段のひとつ

だからです。

手段を得るために、ゴールである家族との幸せな時間を犠牲にするのは本末転倒だと考えています。

だから私は、自分の生活リズムを買えずに英語を学習する方法を考えつづけ、通勤時間での英語学習法を考えつづけました。

その結果が、歩きながらのシャドーイングと電車の中での音読なのです。

話が長くなりましたが、

テープを聞いたり止めたりしながら、テキストを見ながら音読することができる環境で学習できるなら音読だけでも良い(かもしれない)!

(私自身が実践したわけでないので、断言は避けておきます)

理想的な環境が手に入らず、多忙な人にとっては、歩きながらのシャドーイングは効果的な学習法。でも音読による補完も必要。

(こっちは私は断言できます。)

要するに大事なことは、

  自分のおかれた環境が許すやり方で、
ネイティブのナレーションを聞きながら、
文法・発音の正確な英語を、
声に出す練習をできるだけ多く繰り返す。

ということです。

きれいにまとまったところで、レッツ シャドーイング!音読!!

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