過去記事「1年半でTOEIC800点を超えた妻の非常識な音読法」で、「AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント」を使った音読英語学習をやっていると書きました。
今は、音読の前にディクテーションをやっています。
ディクテーションとは、聴いた英語を書きとる学習法です。これをすると、なんとか聴きとろうと集中してリスニングするので、リスニング能力が強化されます。また、自分が何を聴きとれて、何を聴き取れなかったかが良く分かります。
自分が聴き取れなかった部分をチェックしていて、意外なことに気づきました。
それは、私が聴き取れないのは、複雑な表現ではないということです。簡単な単語や表現を聴き取れないケースの方が圧倒的に多いのです。
たとえば、
“There’s a guy coming over here.”
とか、
“It seems that…”
などです。
このような簡単すぎる表現をネイティブスピーカーが発音する際は、発音を省略します。
聴く側もネイティブなので、省略された発音であっても、イントネーションやちょっとした息遣いから憶測できるのです。
ところが、ネイティブでない私にとっては、発音を省略されると、とたんに分からなくなります。自分の知らない単語を喋っているのかと勘違いしてしまいます。
ネイティブが簡単に聴き取るが、私には聴き取れない発音。これを聴き取れるようになるには、繰り返し聴き、自分でも同じように音読し、発音の省略に慣れるしかありません。
生の英語を素材にした教材を使ってディクテーションをしてみると、意外な自分の弱点に気づきます。英語中級以上の方にお勧めできる学習法です。
←お読みいただいた後のクリックありがとうございます!励みになります!
コメント
コメントを投稿