【英語留学格闘記77】地獄の英語電話会議


本日は【英語留学格闘記】をお送りします。


~いままでのあらすじ~~~~~~~~~~~~~
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
留学生候補公募になぜか合格し留学生候補として留学受験の勉強を開始。
リスニングに苦しめられながらも、音読とシャドーイングを繰り返し、
何とかTOEFL600(CBT換算250)オーバーをゲット。TOP10MBAに合格する。
MBAでの充実した2年間はあっという間に過ぎ去り、卒業の時を迎え帰国。
帰国後もノンネイティブを目指し英語学習を継続する。
手始めに英検1級を受験し1次2次とも見事一発合格!
そしてTOEICとの最後の決戦で935点獲得!!
MBAと英語力を活かす機会の無いモンモンとした日々を送っていたある日。ヘッドハンターから連絡を受け、初めて外資系企業の面接を受ける。
相手企業に魅力を感じず辞退したものの、外資系企業でもやっていけるかもしれないという自信を持った私は転職活動を開始!
試行錯誤の末、とある外資系企業からオファーを受け取った!!!
そして今の会社を辞職し外資系企業へ入社!!
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外資系企業入社1日目が終わり、適度に英語漬けの環境であることから、

「この環境なら仕事してるだけで英語力も自然と上がりそうだな。」

私はそう考えてしまいました。

が、入社2日目にしてその考えが甘いことを思い知らされる事が起きました。。。

それは海外オフィスとの電話会議でした。

電話の向こうとこちらで、外国人同士が早口で打ち合わせを進めて行くのですが、言うことが聞き取れないのです。

入社したばかりのため社内用語を知らなかったり、議題の背景を知らないというのも理由ですが、私のリスニング力が足りないのは明らかでした。

国際電話であるために向こうの声がクリアーでなく、また相手の表情などから推測することもできないというだけで、相手の言うことが半分以上聞き取れないのです。

周りの日本人社員はちゃんと聞き取っているようでした。私よりも若手のジュニアレベルの日本人社員も会話を聞き取っています。電話の向こうのネイティブが早口で喋る冗談も聞き取って笑っています。

私は、聞き取れなくても聞き取れた振りをしてごまかしました。

皆が笑っているところではあわせて笑ってごまかしました。


まだ私は入社したてで自己紹介以外発言する機会はなかったために、聞き取れないことが致命傷にならず助かりました。


電話会議の後、私は完全に自信をなくしました。

分からない英語を分かったふりをした自分に強烈な自己嫌悪感を感じました。

TOEIC900オーバーとか、英検1級とか、MBAとか、履歴書だけは立派ですが、今の私は電話会議を聞き取れないただの役立たずです。

これからどうしようか考えた結果、「会社にいれば自然と英語力がアップする」という甘い考えは捨て、もっと自主的に英語学習を進める事にしました。

今思えば、TOEICを猛勉強していた時は、1分の時間を惜しんでリスニング教材を聴きまくったものでした。

あの頃は英語力を身につけるために必死で勉強していました。

今の私には、あの頃のハングリー精神を取り戻す必要がありました。

私は再び英語学習を始めることを決意しました。

AFN英語教材を録音したICレコーダを引っ張り出し、通勤時間にリスニング、小声シャドーイング、小声音読を日課にしました。

TOEICや英検といったテストのための学習でなく、ネイティブに近づくための学習の開始です。



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