イギリスの警察は、緊急事態ではない時に緊急通報しないよう呼びかけています。
ウェスト・ヨークシャー州の警察は、イギリスの緊急通報ダイヤル999番に「蛇口からお湯が出ない」という通報を受けました。
「もしお湯が出なくなったり、暖房が使えなくなったりした時はエンジニアを呼びましょう。999番に通報しても、警察は助けてあげられません」
同様の注意喚起は4月にもありました。「隣人のいびきがうるさい」という通報があった時です。
「珍しい緊急通報がありました。誰かのいびきが聞こえるという通報です。どんなに煩わしくても、それは緊急通報の理由になりません」
平時でもこのような通報の話題は耳にしますが、新型コロナウイルスの影響で特殊状況下にあり、何が起こるか分からない今、警察の方々は非常に大変だと思います。こういう時だからこそ、緊急通報は本当に必要な時にだけ行うという当然のルールをしっかり守りたいですね。
今日の英単語:emergency number
ソース中の”the 999 emergency number, Britain's equivalent of 911”は「911番に相当するイギリスの緊急通報999番」ということです。ご存じの方も多いように、911はアメリカの緊急通報番号ですね。日本では110番、イギリスでは999番に相当します。尚、多くの日本人が語学留学先として選ぶカナダは911番、オーストラリアは000番、ニュージーランドは111番、フィリピンは117番、シンガポールは999番となっています。いずれも警察への緊急通報で、消防・救急は別の番号の国もあります。訪れる際は慌てないためにチェックしておきたいですね。
ソース:https://www.realitytvworld.com/news/police-lack-of-hot-water-is-not-police-emergency-50190585.php
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