最近「何曜日か分からない」という声を耳にしませんか？
新型コロナウイルスによるロックダウンのため、頭がぼんやりして、カレンダーをチェックすることが新しい生活習慣になって来ています。何故でしょうか？それは、私たちが日常生活の仕組みを失いつつあるためです。
何人かの心理学者によると、日常での決まった行動の欠如が体内時計を狂わせているそうです。
例えば、ロックダウン下では月曜日を月曜日として意識する必要がありません。私たちは通常、曜日を「スピンクラスの日」「食料品を買う日」「郵便局に行く日」というように認識しています。明確な目的や活動のない日々は、その日が何曜日かという特色を失ってしまいます。
在宅勤務もまた、問題を悪化させます。金曜日に会社に行き、土曜日に自宅で過ごすということは、曜日感覚をはっきりとさせるのに役立ちます。現在、1週間のほとんど毎日を自宅で過ごすことにより、日々の変化がなく、曜日の区別が消失してしまっているのです。
では、どうすれば良いのでしょうか？
明確なスケジュールによる新しい日々の活動を取り入れてみましょう。毎日まとめて活動を行うのではなく、決まった時間に行う仕事や作業の計画を立てましょう。特別な夕飯やバーチャル会議などの予定を立て、日々をしっかりと固定させることから始めます。平日よりも週末に映画を見る時間や本を読む時間を作ります。
普段は行わないエクササイズや、作らない料理のレシピなど、何か新しいことに挑戦しましょう。そして、外に出ましょう。新鮮な空気や太陽の光は体をスッキリとさせてくれます。
確かにここのところ、平日は曜日に対する感覚が鈍くなっているような気がします。海上自衛隊が金曜日にカレーを食べるように、何曜日に何をするかを決めておくというのは良い考えですね。
今日の英単語：haywire
haywireは「干し草を縛る針金」ですが、go haywireは「めちゃくちゃになる」「おかしくなる」という意味です。go haywireの意味については、この針金が一旦もつれると解けなくなってしまうことを理由とする説や、何かを修理する際に間に合わせでこの針金を使い、却ってめちゃくちゃになったしまったことが語源だとする説等々、色々あるようです。
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