アマゾンで次の紹介文を見かけたことから本書に興味を持ちました。
「時間に追われることなく、生産性を向上させ、充実した生活を送るために。
著者は、成功している友人たちに時間管理のコツを聞いて回るうちに、ある共通点に気づく。それは、だれひとり「本に書かれているような方法」を口にしなかったことだ。そして判明した秘訣のひとつが「ToDoリストを使わない」ということだった。」
私はToDoリストの記事を書くくらいToDoリスト愛好者です。
「Todoリストを使わない」などと言われると自分を否定されたような気がするのです。
本書は、ToDoリストには次のような問題点があると指摘します。
- ToDoリストは、数分しかかからない項目と、1時間以上かかる項目が混在する。
- ToDoリストを作ると、重要なタスクよりも急ぎのタスクに安易に飛びつきやすくなる。
- ToDoリストは、不必要なストレスを生み出す。
・・・どれもこれも、ごもっともです。
スマホの「リマインダー」に、ToDo項目がいつまでも残っていると、それだけでウツになります。
しかし、「ToDoリストがダメならどうすればいいのさ」という話になります。本書では、
「ToDoリストの代わりに、スケジュール表を使おう」と提唱しています。
- 具体的なやり方は次の通り。
- 重要なことはすべて、やる時間を決めてスケジュール表に入れておく
- 重要な項目は1日のうちにできるだけ早い時間帯を割り当てる
- 目標は取り下げない
- 「タイムブロッキング」した予定は、診察の予約だと思って対処する
私が昔使っていたミリオネーゼ手帳と基本的なコンセプトは同じです。
ミリオネーゼ式、手帳を使いこなす「簡単な10のノウハウ」
- 約束したら、その場で、日時を決めて書き込む
- 書き込む時に、時間の始めを○で囲む
- 時間の最後は、横線を引いて、終了時間を明確にする。
- 自分がやると決めたことはすべて、やる時間を決めて書く
- やることリストの頭には、□をつけてチェックする
- 考える時間も、スケジュールに組み込む
- できなかったことは、やる日時に移動させて書く
- 提出日や発表日を確保したら、そこからさかのぼり、やることリストを時間表に埋めて行く
- すべての行動計画を一冊にまとめる
- いつも持ち歩く
本書を読んでいると、だんだんスケジュール表でのToDo管理をしたくなってきました。。。
本書はこのほかにも、「ノートは手書きでとる」「メールは一度しか触らない」「ノーと言う」「日々のテーマを決める」など具体的ノウハウから、「最重要タスクの見極め方」「先延ばし癖を克服する極意」「桁外れの利益を得るための思考法」まで15の秘訣が紹介されています。
すぐに使える15の秘訣が読みやすくまとめられておりコスパが高い本です。
いきなり全ての秘訣を実行することはできませんが、1つずつ試して見たいと思います。
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