ネズミ捕獲長、引退を発表 limelight


今回はこちらの記事を紹介します。

外務・英連邦省でネズミ捕獲長を務めるネコ「パーマストン」が引退を発表しました。

パーマストンは自身の公式ツイッターアカウントで、外務事務次官に宛てた手紙を発表しました。引退の理由は「注目を浴びる立場から去り、よりリラックスした時間を過ごすため」だと述べられています。

2016年にやって来て以来、パーマストンは直ぐにネズミ捕りや、外交使節との写真撮影で有名になりました。

パーマストンは、ダウニング街10番地に住む首相官邸ネズミ捕獲長「ラリー」の「ライバル」として話題になりました。

発表によると、引退後はイギリスの田舎で家族と共に暮らすそうです。

「公式な役割に終止符を打ちますが、私はいつまでもイギリスと外務・英連邦省の大使です」と述べられています。

外務・英連邦省はツイッターでパーマストンの働きを称えています。


ツイッターでのユーモア溢れるやり取りが良いですね。ネズミ捕獲長、これまでお疲れ様でした。引退は寂しいですが、責任ある立場から解放され、今後はのびのびと幸せに暮らしてほしいと思います。

今日の英単語:limelight
発表された声明の中に"spend more time relaxing away from the limelight."とあります。チャールズ・チャップリンのあまりにも有名な映画に「ライムライト」というタイトルのものがありますが、limelightは昔の舞台照明として使用された「石灰光」という意味と、「注目の的」という意味を持ちます。ソース中のフレーズは「注目される立場から去り、リラックスした時間を過ごす」ということです。尚、チャップリンの映画のタイトルは、その両方の意味に掛かっているものと思われます。

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