入口に体重計でレストランが謝罪 offense


今回はこちらの記事を紹介します。

中国で、入口に体重計を置き、訪れた客に体重を計った上で注文を決めるよう推奨していたレストランが謝罪しました。

レストランは湖南省にあるチェーン店です。体重計の設置とメニューの提案は、習近平国家主席が食品廃棄物削減を呼びかけたことに対する動きだということです。

店舗入口には2台の体重計が設置され、客が自分自身で体重を計ることを推奨していました。体重計の横には、体重に応じたお勧めの男性向け・女性向けのメニューや量が表示されていました。

この企画は、太っている人を辱める行為だとして、ソーシャルメディアで批判を引き起こしました。

レストランは、この企画で不快になった人々に対して、インターネット上で「大変申し訳ない」と謝罪しました。

「今回の企画は『食べ物を無駄にせず、健康的な注文をしてほしい』という意図でした」

店舗は、計量は完全に自主的なもので、個人に任せていたということです。

「体重を計るよう強制したことは1度もありません」

このレストラン・チェーンの代表によると、体重計はそのまま設置され続けますが、客が使わなくても良いということは明確であるとしています。

今後は栄養成分などの情報を追加することも考えているそうです。


食べる前に体重計に乗るのは、健康を維持するためには良いのかもしれませんが、個人的にはあまりやりたくないと思ってしまいます。いや、食べた後に乗るくらいなら、食べる前に乗りますが。それにしても、この企画がレストランの意図通りに上手く行っていたとしたら、控え目な注文が多くなり、レストランの収入が減ったのでは、と思いますが、どうなのでしょうか?本来の目的である食品廃棄物削減にはつながりそうですが……。

今日の英単語:offenseは
offenseは「オフェンス」として、スポーツにおける「攻撃」という意味でよく知られていますが、今回のソース中では「人を不快にさせること」という、annoyanceやirritationに近い意味で使われています。通常、米国英語ではoffense、英国英語ではoffenceと、スペルが異なります。

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