本社時代の手帳
3年程度支店で勤務した後、本社の管理部門へ転勤になりました。
ここでは仕事の流れが一カ月毎に1サイクルしていました。
手帳は、支店営業部門の手帳と同じA5サイズの能率手帳を使っていました。
使い方もほとんど支店営業部門の時と同じで、
・月間予定表のページには、毎月、毎四半期、半年毎、1年毎の業務の予定を書き込む。
・週間スケジュールの左ページのスケジュール欄には、月間予定表に記入した予定の詳細(会議の場合は場所と時間等)を記入。
・週間スケジュールの右ページのメモ欄はスタッフの出張予定などを書き込んでいました。
月間予定表に1年間の仕事の大きな流れを書いておくことで、次の年の業務計画の参考になりました。
MBA留学受験時代の手帳
その後、幸運にもMBA留学候補生に選ばれ、MBA留学の受験勉強を始めました。
MBA留学するには、TOEFLという英語力を測るテストと、GMATという論理的思考能力や数学の力などを測るテストを受け、さらに大学毎に違うテーマのエッセイを書く必要があります。
そこで、最初は大学受験時代のような綿密な勉強計画をたてましたが、これは上手く機能しませんでした。
なぜなら、仕事をしながら勉強する時間を作る訳ですから、仕事が忙しい時はまったく勉強できない日もあり、計画どおり勉強がすすむことがなかったからです。
そこで、社会人用の受験勉強ノウハウを確立しました。
この社会人用の受験勉強ノウハウは以下のようなものです。
- まず、テストで合格点をとるために必要な参考書、留学予備校教材とその勉強方法をリストアップ
- 1のリストの項目を、机上でないとできない勉強(ノート作成、エッセイ書きなど)と、どこでもできる勉強(英語のテープを聴く等)に分ける
- 机についているときは、机でしかできない勉強に集中。通勤中等にはどこでもできる勉強に集中。
この方法で、いつでもどこでも勉強し、無事米国MBAに合格することができました。
このMBA受験時代は、仕事用の手帳ともう一つ、勉強管理用手帳をもっていました。見開き一週間のダイアリー型手帳にその日勉強した内容を書き込むだけの手帳です。
勉強したことを2週間後くらいに復習するようにしていたのですが、この手帳を見て2週間前の勉強記録を見れば、どこを復習すればよいかが一目でわかりとても便利でした。
また、勉強が進んだ日、まったくできなかった日も一目瞭然なので、勉強のやる気が起きないときにパラパラと読み返すだけで何故かやる気を出すことができました。
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