今回は、ブライアン・トレーシー著作「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ 」を紹介します。
私は時々、「行動することが大事だ!」と書いてある自己啓発本を読んでは自分を鼓舞し、行動へ駆り立てます。
しばらくの間は自己啓発本に感化された勢いで行動力がアップするのですが、しばらくすると、また行動力がダウンしてしまいます。
私のような人間がいるから自己啓発本が次々と出版されるのでしょう。。。
さて、この本で気に入った文章ですが、
「まえがき」でいきなり、
「目標を書き出しなさい。それを達成するための計画を立て、毎日それを実行しなさい」
とズバッと書いてありました。
時々目標をノートやカードや手帳に書いては、その目標を書き込んだことすら忘れる・・・を繰り返す私にとっては耳のいたい言葉です。
そのほかにも、
「ハーバード大学のMBAコースの卒業生に『未来について明確な目標を書き、それを達成するための計画を立てていますか?』と問うたところ、イエスと答えたのはたったの3パーセント。で13パーセントは目標を持ってはいたが紙に書いてはいなかった。のこり84パーセントは明確な目標を持っていなかった」
「10年後に調査したところ、目標を持っていたが紙に書いていなかった13パーセントの学生の平均収入は、目標をまったく持っていなかった学生のおよそ2倍だった。」
「紙に書いた明確な目標をもって卒業した3パーセントの人の平均収入はのこり97パーセントの学生の平均収入のおよそ10倍だった」
「成功する人は、徹底して行動派である。普通の人よりも迅速に行動し、懸命に努力する。他人より早く物事に手をつけ、いつまでも粘る。彼らはいつも動いている」
「一方、うだつのあがらない人は、土壇場になってようやく腰を上げ、できるだけ早く手を引こうとする。コーヒーブレイクだ、ランチだ、病気だといって、何かと休みたがる。そのうえ、『会社から一歩でると、まったく仕事のことは考えないよ』などと自慢げにうそぶく。」
「大半の人は、あと一息というところであきらめてしまう。成功の一歩手前で投げ出してしまうのだ。あとわずか30センチメートルでタッチダウンできるのに、ゲームを放棄してしまう。」
等など、耳の痛い言葉、感銘を受ける言葉が続きます。
私は、この本が提唱しているように、紙に目標を10個くらい書いて毎日読むということをしたことがありますが、だんだんと紙を見なくなるという経験を何度かしました。
その結果、「紙を見ないと思い出せないような目標は達成できない。」と結論しました。
そして、「ある一時点で持つ目標は1つに絞り込んで、一日中その目標のことを頭から離れないようにする。」という方法が自分には一番適していることに気づきました。
※詳しくは過去ログ「あなたのどんな目標でも必ず達成する方法」を参照ください。
だいたい、私がこのような自己啓発本を読みたくなるのは、目標を一つに絞りきれていない時が多いようです。
そろそろ、目標を絞り込んで行動を起こして達成する快感を味わいたくなったので、まずは目標の絞込みからはじめたいと思います。
でも仕事とプライベートで1個ずつ、計2個目標を立てようかな・・・
いや、ダイエットもしたいから目標は3個あってもいいかな・・・
・・・これが、目標をいくつも作っては一つも達成できないパターンなのですが・・・
お読みいただきありがとうございました!
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