コロナを恐れて3か月間空港で暮らす as a condition of bail


今日は英語ニュースで単語力UPをお送りします。

今回のニュースはこちらです。

米国カリフォルニア州の男は、新型コロナウイルスを恐れるあまり、シカゴの空港に3か月間潜んでいたとして逮捕されました。

2020年10月19日、36歳の男はロサンゼルスからシカゴのオヘア国際空港に到着しました。

以来、2021年1月16日まで誰にも気付かれず、3か月間セキュリティゾーンで暮らしていたとされています。

ある時、ユナイテッド航空の職員2人が男に近づき、身分証の提示を求めました。その際、男が提示したのは、10月26日に紛失届が出されていた空港現場責任者のバッジでした。

男は「新型コロナウイルスを恐れるあまり」空港内で見つけたバッジを使用したと言います。

また、空港で生活するに当たり、食料は通りすがりの旅行者から分けてもらったそうです。

男はロサンゼルス郊外のオレンジカウンティでルームメイトと共に暮らしており、前科はありません。

裁判所は保釈の条件として1,000ドル(約10万4,000円)の支払いと、男の空港への立ち入りを禁止しました。

裁判所は「絶対に安全な場所でなければならない空港のセキュリティゾーンで、偽のIDを使って暮らしていたという事実は非常にショッキングである」としています。


空港は広くて人が多く、夜中にソファで寝ていても不審に思われず、密かに暮らしていてもなかなか気付かれないかもしれませんね。空調のおかげで寒さや暑さも気になりません。それにしても、新型コロナウイルスを恐れているのに、毎日多くの人が行き交う空港という場所で生活するのはよく分かりません。自宅に籠っていた方が安全な気がしますが、色々な考えがありますね。

今日の英単語:as a condition of bail
日本語で「コンディション」と言えば「健康状態」や「周囲の状況」を表しますが、conditionにはその他にも「条件」という意味があります。bailは「保釈」「保釈金」を意味する単語で、ソース中のas a condition of bailは「保釈の条件として」ということです。また、bail conditionsで「保釈条件」という意味になります。

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