ニューヨークの動物園で、非常に珍しいアカカンガルーの赤ちゃんが誕生しました。
ハーパーズビルのアニマル・アドベンチャー・パークで、アカカンガルーの「ロージー」と「ブーマー」の間に生まれた赤ちゃんは、健康診断のため、母親の袋から取り出されました。
取り出された赤ちゃんの姿は動物園の職員たちに衝撃を与えました。赤ちゃんの毛皮が真っ白だったためです。
動物園によると、赤ちゃんの体の色は「リューシズム」と呼ばれる突然変異が引き起こしたものだそうです。リューシズムは部分的な色素欠乏が原因で発生します。赤ちゃんの目の色が黒であることが、アルビノではなくリューシズムだということを意味していると言います。
動物園はフェイスブックに「アメリカではアカカンガルーのリューシズムは確認されていません。大変珍しいことです」と投稿しています。
確か日本の動物園にも白カンガルーがいた筈だと思い、調べてみたところ、富士サファリパークと横浜市金沢動物園が検索に引っかかりました。富士サファリパークの方はリューシズム(白変種)で、金沢動物園の法はアルビノであり、いずれもオオカンガルーだそうです。ソース記事のアカカンガルーの赤ちゃんも元気に育ってほしいですね。
今日の英単語:leucism
leucismを日本語にすると、そのまま片仮名で「リューシズム」あるいは「白変種」等と表されます。先天的に色素が少なく、白色化した動物を指します。メラニンを作る遺伝子情報の欠損を原因とするalbino「アルビノ」とは異なります。
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