「塔のカラスがいなくなると国が滅びる」という伝説を持つ、 英国のロンドン塔に住み着いているカラスが死んでしまった恐れがあります。
「ロンドン塔のカラスの女王」として知られるMerlinaというカラスは、数週間その姿を見せていません。ロンドン塔はツイッターでそのことを明らかにしています。
「ずっと姿を現さないということは、残念ながら死んでしまったのかもしれません」
「奔放なMerlinaはいつも外壁をうろついていましたが、塔に戻ってきていました。養ってくれる『レイヴンマスター』と素晴らしく緊密な絆で結ばれていました」
ロンドン塔には「塔に住むカラスが6羽未満になると英国が滅びる」という言い伝えがあります。
カラスの世話をする「レイヴンマスター」という役職の王国衛士によると、塔にはまだ7羽のカラスと予備の1羽がいるということです。
「Merlinaの代わりをどうするかということは考えていません。時が経てば、我々の繁殖プログラムから、Merlinaの後を継ぐひな鳥が生まれてくれると期待しています」
ロンドン塔は世界遺産にも登録されており、世界最大のダイヤモンドがあることや、幽霊が出るなどと言う話でも有名ですね。カラスの伝説も含めて、非常に魅力的です。女王Merlinaがひょっこり帰って来て、元気な姿を見せてくれることを願います。
今日の英単語:raven、crow
英語で「カラス」と言えばcrowという単語が一般的かと思われます。日本で身近にいるハシブトガラスやハシボソガラスもcrowで表されます。ravenはcrowよりもひと回り大きいカラスを指し、日本では冬の北海道にやって来る大型のワタリガラスを意味します。
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